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2014.03.01

探幽3兄弟展記念講演会

140301

 

本日は、小林忠先生(岡田美術館館長)を講師にお招きし、「探幽画の魅力」というタイトルでお話頂きました。本展では、探幽3兄弟の中でも、これまであまりスポットの当たらなかった弟の尚信・安信に光を当てていますが、本日のご講演では、やはり巨匠・探幽の魅力をじっくりと味わうことができました。まずは探幽の天才を物語るエピソードや、江戸時代の評価をご紹介いただきました。なかでも名古屋の文人画家・中林竹洞は、探幽の才能を認めながらも、探幽以降の狩野派は「和画」となったと評したということで、正鵠を得ていると小林先生。そして本展出品作を含め、探幽の名品をスライドでご紹介下さいました。探幽はどの作品にも品がある、とおっしゃっていました。力強い金碧障壁画、四季と人生を重ね合わせたような松の屏風、若衆を描いた繊細で美しい軸・・・。さまざまな作例から探幽の幅広い魅力を堪能頂けたと思います。
ちなみに写真の小林先生が手にしていらっしゃるのは31年前に当館で開催した探幽展の図録です。開館まもない頃からずっと江戸狩野派に注目してきた板橋区立美術館ならではの探幽3兄弟展です。
雨の降る中、約100名のみなさまにお越しいただきました。ありがとうございました。来週土曜日も講演会を予定しております。