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2014.07.30

ティーンズ絵本のアトリエ1日目

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本日、ティーンズ 絵本のアトリエが開催されました。
講師は、横浜美術大学准教授の宮崎詞美さんです。
この講座では中高生が絵本作りのコツを学びながら、3日間で1冊の絵本を作り上げます。

本日はその初日。制作に取りかかる前に、先生から本の各パーツの役割や製本の仕方、色々な絵本に使われている技法についてレクチャーを受けます。
みんな普段よんでいる絵本がどのように作られているのか興味津々。
先生のお話をしっかり丁寧に追っている姿が印象的でした。

講義が終わったらいよいよ制作に突入。
まずはプランシートに、題名・どんな人に向けたどんな絵本なのか、といった計画を書き込んでいきます。
最初の講義で具体的なことを学んで作りたいもののイメージが固まったのか、全員が予想以上の早さでプランシート記入を終了。
その後の具体的な中身をサムネイルに書き込んでいく台割や、表紙のアイディアスケッチも、早くて繊細。
みんな物語と絵が同時に浮かんでくるようで、あまり迷いが見られません。
時折、見本として置いてある絵本を参考にしながら、着実に黙々と制作が続きます。

残り1時間半ぐらいのところで、みんなの進度に合わせて先生がいよいよダミー本の作り方を説明。
平面のスケッチと、実際に本の形になった紙に書くのとはまた印象が全然違いますので、この作業で内容をより具体的に詰めていき、本番に備えます。
見開き1つに1つのシーンを描く子や、映像的にいくつも絵を描いていく子、絵本自体に仕掛けを作る子など、同じ講義や過程を経ていても絵本の形は様々。

早くも完成品が楽しみです!

2014.07.27

刀根里衣さん講演会

本日は特別展示作家の刀根里衣さんの講演会を開催しました。当館副館長の松岡がお相手です。刀根さんは2012年以降、おもにイタリアやフランスで絵本を出版しています。昨年ボローニャ・ブックフェアで「ボローニャSM出版賞」を受賞したことを受けて、今年のブックフェアで新作絵本「ぴっぽのたび」を発表し、特別展も開催されました。
今日の講演会では、絵本作家となるまでのこと、そして現在の制作についてお聞かせいただきました。学生時代からずっと西宮や板橋でボローニャ展を見ていたという刀根さんですが、ボローニャに作品を送り、さらにブックフェアに実際に行ってみて、最初の絵本「なんにもできなかったとり」を出版するまでには紆余曲折があり、さまざなきっかけや出会いがありました。また、講演会の中では、新作の「ぴっぽのたび」の制作についても詳しくお話くださいました。「ボローニャSM出版賞」受賞後、スペインの出版社とのさまざまなやりとりを経て完成したそうです。
また、ミラノでの制作については、イラストレーターとしてやっていく覚悟であり、制作に集中できると言っていました。言葉も文化も異なるイタリアでの生活は大変なことも沢山あると思いますが、自分の可能性をしっかりと見据えて制作をされています。
イタリアやスペインとの仕事では、びっくりすることもたくさんあるとのことですが、小さな(?)ことなんて気にせずに制作を続けている模様。今後の活躍も楽しみです。(聴講約110人)
講演会後のサイン会では、刀根さんの絵本を手にしたみなさんの、長い行列ができていました。

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2014.07.27

ボローニャ展関連イベントのお知らせ

目白の「ブックギャラリーポポタム」で今年のボローニャ展入選作家のグループ展を開催しています。前期・後期合わせて14人が参加。前期展示は7月初旬に終了しましたが、後期の展示が7月25日より始まりました。ぜひこちらにも足をお運びください。
8月5日までです。くわしくはこちら

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2014.07.26

しかけ絵本をつくろう 最終日

本日、「しかけ絵本をつくろう」の3日目、最終回となりました。

厚紙を使って、表紙・裏表紙をつけて完成です。

最後に、作品発表会が行われました。

おとうさんやおかあさん、きょうだいたちが見守る中、

タイトルや工夫した点などを発表しました。

今回は、低学年の子が多く、むずかしいところもあったかと思いますが、

先生のいったことをよく理解して、各々素晴らしい「でこぼこブック」を

仕上げることができました。お友だちにもぜひ自慢してください!

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2014.07.26

8月3日のひよこ・たぬきアトリエ、満員です。

8月3日(日)のひよこ・たぬきアトリエ「ワークマンステンシルで描いてみよう」は、
本日9時30分をもちまして満員御礼となりました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございます。
そして参加できなかった皆さん、ごめんなさい。

2014.07.24

しかけ絵本をつくろう 2日目

今日は、「しかけ絵本をつくろう」2日目です。
新しいページを継ぎ足したり、しかけのまわりに飾り付けをしたりしながら、
「でこぼこブック」を作っていきます。
先生の作ったサンプルを持ってきて「今度はこれ作ってみたい!教えて」と
声をかけてきてくれたり、みんな意欲的に制作していました。

明日は一日お休み、明後日は、いよいよ最終日です。
表紙をつけて完成させたら、発表会となります。

色とりどりの「でこぼこブック」、完成が楽しみです。

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2014.07.23

しかけ絵本をつくろう 1日目

本日、「しかけ絵本をつくろう」が開催されました。
講師は、グラフィックデザイナーの岡村志満子さんです。
今回は参加者の半分が小学1年生なのですが、おかあさんと離れて不安そうな子や少し緊張しているような子も見受けられました。

まずは、気持ちを色や形で表現してみようということで、白い紙に好きな紙を貼るところから始まりました。すぐにとりかかる子もいれば、考え込んでしまう子も・・。「どんなきもち?」と聞いてみると、「ドキドキしてる」「ちょっと不安・・」等、複雑な心境を伝えてくれました。

そしていよいよ、しかけの練習へ。紙をじゃばら状につなげてハサミを入れたり、折ったり。低学年の子には少々難しそうでしたが、みんな頑張っていました。

練習の後、色画用紙を選んで本番に入ると、一気にテンションがあがり、うずまきを作ったり、切り貼りをしながら、作品づくりへと入っていきました。また明日、作り込んでいきましょう。

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2014.07.21

刀根里衣さん展覧会「MOKA」

ボローニャ展の関連企画のご案内です。
今年の特別展示作家の刀根里衣さんの個展が、7月21日より南青山のピンポイントギャラリーで始まりました。
みんなを幸せにする魔法のコーヒーをつくるうさぎ、モカとその仲間達の絵本原画の展覧会です。
7月26日まで。くわしくはこちら

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2014.07.21

夏のセミナー

今日は、デザイナー・造本作家の駒形克己さんにお越し頂き、1日だけのセミナーを開催しました。今回は、プレゼンテーションの方法がテーマです。出版社もされている駒形さんは、ボローニャ・ブックフェアなどでも出展しており、多くの作家から売り込みを受けるそうです。また、ご自身もアメリカ時代にポートフォリオを持って様々な会社へ売り込みに行きました。そうした経験から、今回は絵本を出版したい方に向けた講座となりました。午前は駒形さんからのお話、午後は台割の制作と個別指導です。
しっかりと考えてポートフォリオを作り、丁寧に相手方にアプローチし、そして自分の作品をしっかりと説明できるようにすること。自身のさまざまな経験をもとにお話くださいました。台割りやダミー本、スタディーの重要性など、制作における具体的なアドバイスもありました。さらに個別指導ではじっくり1人1人と向き合う駒形さん。お昼休みや午後には、参加者同士で作品を見せ合ったり情報交換をしている人たちも多かったようです。
たくさんの面でヒントにあふれた講座だったのではないでしょうか。これからのプレゼンテーションの励みになりますように!
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2014.07.20

2014ボローニャ展図録

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今年のボローニャ展カタログも、盛りだくさんの内容です。会場で、ぜひお手にとってご覧ください。2Fミュージアムショップでは2300円で販売しています。

入選作家の作品や情報、審査員のコメントはもちろん、特別展示作家の三浦太郎さんと刀根里衣さんのページも充実しています。三浦さんと刀根さんそれぞれへのインタビューでは、制作の経緯や絵本づくりについて、二人ともじっくりお話しています。

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カタログの表紙にも注目!こちらはスイスのイラストレータードュオ「イッツ・レイニング・エレファンツ」の描き下ろしです。彼女たちは、2012年にボローニャ展に入選して 「ボローニャSM出版賞」を受賞し、翌年にはBIBブラティスラヴァ世界絵本原画展グランプリに輝き、今注目を集める若手です。表 紙をよーく見ると・・・有名な絵本の主人公たちがいっぱい!自分のお気に入りのキャラクターも登場しているかもしれません。この原画は会場で展示していますので、多彩な鉛筆のタッチを間近にご覧ください。正面玄関の自動ドアにも表紙の絵が貼ってありますよ!

ちなみに、BIB展受賞作家の作品は、7月19日より平塚市美術館で始まった「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」でご覧頂けます。もちろん「イッツ・レイニング・エレファンツ」の作品もたっぷり楽しめます。平塚市美術館とボローニャ展とちひろ美術館では、夏の絵本展期間中に入館料の相互割引もしていますので、ぜひお出かけください。くわしくはこちら