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2014.08.10

夏の教室2日目

昨日は夏の教室の2日目でした。
午前中の1コマ目は広松由希子さん。最初に13台の机をくっつけて大きな島を作り、まわりを受講生のみなさんがぐるりと取り囲みました。広松さんがご準備くださった2011年以降の絵本を並べてみるという試みです。2011年は震災のあった年ですが、絵本にもその影響があったのか、ここ数年どのような絵本が出版されているのか・・・机いっぱいに絵本を広げてみると、絵本同士の関連性が見えたり、時代を反映した傾向が浮かび上がってきたりします。1時間では時間が足りませんでしたが、参加者のみなさんにお持ち頂いた本も加えて、大きな絵本の地図のようなものが出来上がりました。
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午後の一コマ目は、漫画家の高野文子さんです。1980年頃から漫画で多くのファンを惹きつけている高野さんですが、近年は絵本(「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」)も手がけていらっしゃいます。今日は、漫画家となるまでのことから、なぜ色を使わずにモノクロで描くのかということもお話くださいました。そしてここ数年は、フィクションではなくノンフィクションや自然科学に傾いてきているということで、現在のお仕事のお話も聞かせてくださいました。参加者の中には高野さんの大ファンという方も多く、後半には次々に質問が出てきました。
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今回の夏の教室、最後のコマは加藤久仁生さんです。短編アニメーションとしてアカデミー賞を受賞した「つみきのいえ」は、その後、絵本の形で出版もされました。近年ではオリジナルの絵本も出版されています。絵を描くのが好きだった子ども時代からアニメーションと出会った学生時代、途中「つみきのいえ」の上映もはさみ、現在の制作活動までお話くださいました。そして絵本とアニメーションについては、表現する内容とメディアの特性がうまく一致するように、と意識されているとのことです。急遽聞き手となってくださったのは、「加藤久仁生展」(2011年〜)を担当された草刈大介さん(朝日新聞社)です。
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今回の夏の教室、いかがでしたか?広松由希子さんの監修のもと、「世界をつくる」というテーマで、作家・漫画家・アニメーション作家でありながら絵本制作にも携わっている3人の方をゲストにお招きしました。2日間午前・午後とみっちりで、すぐには消化しきれない内容だったかもしれませんが、参加者のみなさんが今後、絵本を考えていくためのヒントになったのであれば何よりです。

2014.08.09

夏の教室1日目

昨日、夏の教室一日目が無事終了いたしました。
絵本の魅力について多面的に、より深く知りたいという方のための「夏の教室」も第11回目を迎えました。今回は「世界をつくる」というテーマを掲げ、ひとつの世界をつくり上げることについて考えます。
一日目ではまず、絵本評論家であり作家でもある広松由希子さんに2コマかけて絵本の世界についてのお話を伺いました。

午前中に行われた1コマ目では、まず絵本の要素についての講義が行われました。絵本の要素について知ることで、自分の「好き」についていろいろな角度から理解を深めます。皆さん持参した絵本をじっくり見ながら学びを進めていきます。普段何気なく手に取っている絵本にも、いろいろなパーツと役割があるのですね!
絵本の要素について学んだ後、ゲーム「絵本バスケット」を全員で行いました。絵本バスケットはフルーツバスケットと同じ、輪の中にいる人が何か条件(絵本の要素)を出し、それに当てはまる人同士で空いている席に移動するというルールです。ゲームを通して自分の持っている絵本やほかの参加者の方の持っている絵本について理解を深めると同時に、お互いのアイスブレイクの意味合いも持っています。皆様はにかみつつもゲームを楽しんでいる姿が印象的でした。

2コマ目では昔話、そしてむかしばなし絵本についての講義が行われました。口承文学である昔話についてまず全体で知識を整理・共有した後、そういった物を絵本にする際の様々な例について、広松さんご自身が携わった「いまむかしえほん」シリーズの解説や裏話を通して考察していきました。地域や時代によって変化していく昔話のどこを肝とし抽出するか、そして絵本として具体化するか…様々な課題を乗り越えて作られるむかしばなしえほん、奥が深いです。

1日目最終授業である3コマ目では、講師に児童文学作家である石井睦美さんをお迎えし、影響を受けた作品や、それによって生み出されたご自身の作品についての講義をしていただきました。紹介された作品がどれも深い味わい作品であることに加え、石井さんの落ち着いていて暖かい声による朗読もこの講義の魅力だったのではないでしょうか。皆さん吸い込まれるようにお話を聴いておられ、時折目を潤ませている方もいらっしゃいました。

この講義を通してお気に入りの絵本が増えた方も多いのではないかと思います。

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本日は夏の教室2日目。昨日に引き続き、貴重なお話を聴けるのが楽しみです。

2014.08.08

成増阿波踊り大会

昨日は成増で「阿波踊り大会」がありました。

当館スタッフも会場の商店街「スキップ村」へ行き、ボローニャ展のチラシを配ってきました。

これを機に、たくさんの方が美術館に足を運んでいただければ嬉しいです。

今回初めて、阿波踊りを間近で見ましたが、なかなかの迫力で楽しかったです。

地元の皆さんも盛り上がっていました。

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2014.08.06

ティーンズの絵本展

7月30日〜8月1日に開催された「ティーンズ絵本のアトリエ」に参加された皆さんの作品を本日より、1階ロビーの一角で展示しています。

ほんわかするようなお話と絵、造形にこだわったものなど、さまざまです。

それぞれの作品世界が、ちいさな絵本の中にひろがっています。

8月8日(金)までご覧いただけます。ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。

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2014.08.03

三浦太郎さん追加イベント決定

2014ボローニャ展特別展示作家の三浦太郎さんによる、追加のイベントが決定しました。サイン会とギャラリートークです。くわしくはこちら
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2014.08.03

ワークマンステンシルで描いてみよう!

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本日は絵本作家の三浦太郎さんを講師にお迎えし、ひよこ&たぬきアトリエ「ワークマンステンシルで描いてみよう!」を開催いたしました。

まず、参加者の子供達にはステンシル(型紙)が配られます。
みんなワークマンの体のパーツがバラバラに型抜きしてあるステンシルに興味津々。
全員に配られたところでいよいよ先生からパーツの説明が。
なるほど、パーツの配置や重なり方によって、ワークマンがどんな動きをしてくれるのかが決まるのですね。
みんながワークマンステンシルについて理解したところで、まずは練習を開始!
道具や物のシルエットがプリントされた用紙に、ステンシルを使って自由にワークマンを描いていきます。
例えば、壷のシルエットであれば、抱える・背負う・頭にのせる…など。
物と体のパーツは決まっていても、それらの関わり方は自由に創作できるのです。
子供達も用紙を何枚も使って、私たちのびっくりするようなワークマンのポーズをたくさん考えてくれました。

練習が終わったら、いよいよ本番。
本番では真っ白い画用紙を使って、より自由にワークマンを描いていきます。
ルールは最初に自分で描いた、「画面を横切る赤い線とワークマンを関係させる」ことのみ。
この線も、始点と終点以外は自由に描きます。
直線の子・曲線の子など、これだけでもそれぞれの個性が垣間見えるようです。
赤い線から想像されるワークマンの姿をどんどん画面上に表していく子供たち。
二色の線だけで描かれているとは思えないほどおもしろい世界を作ってくれました。

作品が完成したらいよいよ発表会。
じつはみんなの作品、赤い線の始点と終点の位置を統一しているので、横一列にならべると線がつながって一つの大きな作品になるのです!!
これには子供たちも興奮した様子。
全員が作品の前に座ったら、三浦さんがひとりひとり作品について聴いていきます。
「お~」「なるほど~」という声が響く場面もちらほら。
他の人の作品について知るというのも、とっても面白い体験になりましたね。

最後に、作品と子供たち、そして三浦さんとで記念撮影。
みんな大満足の表情で帰っていき、私たちもうれしい限り。
またおうちでも、ステンシルでいろいろな絵に挑戦してみてくださいね!

2014.08.02

駒形克己さん講演会

本日、駒形克己さん(造本作家・デザイナー)の講演会「ボローニャからの報告1」が開催されました。今年の「ボローニャ・ブックフェア」で行われた展示やスペインでのワークショップの様子など、たくさんの写真をまじえてお話しくださいました。また、ワークショップでどのようなことをされているのか、紙を使ったり、参加者の方の作品を見せながら、実演していただきました。そのほか、二年前に得た病のことや、「紙」の大切さ、新作の紹介など、多岐にわたってお話しくださり、駒形さんのさまざまな思いが伝わる講演でした。終了後は、恒例のサイン会。長い列ができていました。(聴講約80人)

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当館で11月22日より開催される「イエラ・マリの絵本展」では、図録などのデザインを駒形さんが担当されます。こちらもどうぞご期待ください。

2014.08.02

イランの絵本展

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昨日より、ボローニャ展関連企画「イランの絵本展〜ボローニャ入選作家の作品を中心に〜」が、
地元成増のカフェ&ギャラリー「パティーナ」で始まりました!

今年の入選作家、モルテザー・ザーヘディさんによる小さな原画や馬のオブジェなどが店内に並んでいます。オリジナルの雑貨もとても可愛らしいです。

8月10日(日)には、小さなお茶会「ペルシャ語の朗読とイランのお話」が開催されます。くわしくは、サラーム・サラームさんのホームページをご覧くださいね。

ボローニャ展にお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。

◎ カフェ&ギャラリー パティーナ
「イランの絵本展〜ボローニャ入選作家の作品を中心に〜」
・8月1日~17日 水曜・第1木曜定休
・成増駅北口より徒歩5分 / 電話03-6909-9524
パティーナのブログ

2014.08.01

ティーンズ絵本のアトリエ最終日

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本日はティーンズ絵本のアトリエ最終日。
前半は昨日に引き続きイラストレーションを描き上げます。
そして中身に加え、扉・奥付・表紙・裏表紙も完成させていきます。
これらが付くことで、ぐっと本格的な絵本らしくなるのです。

しばらく絵を描き、終わりが見えてきたところで、先生から全体に向けて製本のデモンストレーションが行われました。
製本テープ以外は、のりと両面テープとカッターといった普段使っている道具を使って製本ができますので、おうちで絵本を作る際にも思い出して作ってみてくださいね。

さて、絵本制作もいよいよ大詰めです。
みんな続々と製本作業に入っていきます。
より素敵な絵本にするために、希望者は先生と一緒につるつるぴかぴかのコーティングを表紙と裏表紙に施しました!
とてもきれいに仕上がりますし、表紙の保護にもなるということで大人気でした。

本が完成した人から、最後の作業である作品カード作りへ。
実はこの講座で作った絵本、今月8月6日~9日、当館で展示いたします!(希望者)
これはそのときにお客さんに読んでもらうための作品カードです。
こちらの作業も絵本同様、みんな丁寧で個性豊かに書き込んでいきました。
今回こちらの講座に参加されなかった方も、ぜひ今月6日から9日、彼女達の作品を見にいらしてください。

すべての作業が終わったら、作品を交換して他の人の作品も見てみます。
いままで黙々と作業していた彼女達ですが、同じ部屋で作業した仲間同士、最後は意見を交換するなど、とっても楽しそうでした。
作品が生み出す交流って素敵ですね!

意見交換が終わったら、本講座はお開きです。
参加者のみんな、本当におつかれさまでした!
また美術館に遊びにきてくださいね!

2014.07.31

ティーンズ絵本のアトリエ2日目

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本日もティーンズ絵本のアトリエが開催されました。
2日目の今日は、各自作ってきたダミー本を先生に見てもらうところからスタート。
みんな先生からのアドバイスを真剣に聴くのはもちろん、自分のアイディアを伝えたり、うまくいかない箇所の相談も積極的にしていました。
先生との個人チェックが終わったら、いよいよ本番用の画用紙に絵を描いていきます。
画用紙を貼り付けコラージュする、パステルで色を重ねる、単色ではっきり色を出すなど様々な技法を使いこなす姿には、昨日に引き続き迷いがありません!
それぞれのこだわりが形になっていく様子に、見ている私たちもわくわくです。

制作開始から1時間半経ったところで、一旦作業を離れて今回開催されているボローニャ国際絵本原画展を見に行くことに。
最初は全員で先生セレクトの作品の前に行き、解説に耳を傾けます。
その後は休み時間となったのですが、みんな作品に興味津々。
結局休み時間が終わるまで、メモを片手に見入っていました。
素敵な原画の数々、作品制作のヒントがたくさん得られたのではないかと思います。

たくさん刺激を受け、作業後半戦へ突入。
居残って作業をし、長い後半戦になった子もたくさん。
みんなページに色がたくさん付いて、その全貌が明らかになってきました。

明日、いよいよ製本&完成です!