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2017.07.28

おしゃれ対決

昨日に引き続き、今日もおしゃれな二人のツーショット。
スティーヴン先生も山本さんのファッションを毎日チェックしているようです。
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スティーヴン先生は、写真を撮るときには、ちゃんと白い壁の前に立ってくれます。
細かいチェックのジャケットとストライプのパンツの組み合わせもさすがですが、ジャケットの中に着ているベストがポイントです。

2017.07.28

夏のアトリエ 4日目

蒸し暑さがぶり返してきました。先生も、通訳の森泉さんも、参加者のみなさんも、だいぶ疲れが出てくるころです。
朝、スティーヴン先生からスケジュールについてお話がありました。予定では、明日の13時までに制作は終えて、 プレゼンテーションの前に全員の作品を机にならべて互いの作品を見る時間をつくります。言葉で説明しなくても展示することで伝わるようにするにはどうすればいいのか、ということも念頭に制作を進めなければなりません。

明日の締切が目前に迫り、昨日までの和やかな雰囲気から、切羽詰まった空気になってきました。参加者同士で情報交換したり、話したりするのはお昼休みくらい(スティーヴンさんも一緒にランチです)。今日はそれぞれが制作に集中しています。でも、スティーヴンさんによれば、この時間の制限が大事なのだそうです。
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お昼休憩の後、簡単なエクササイズをもう一つ。A4の白い1枚の紙に、それぞれ顔を描きます。白黒コピーにちゃんと写るように。明日、みんなの描いた顔を集めてみます。
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そして午後には、みんなでボローニャ国際絵本原画展も見ました。スティーヴンさんは、いくつかの作品を例にさまざまな観点からコメントしてくれましたが、それは、現在のイラストレーションの状況にもあてはまることだったり、この原画展の全体に関することだったり。一つの作品から読み取れることはいくらでもあるのかもしれません。多くの作品を見て、いくつものコンクールの審査員を務めてきたスティーヴンさんならではの、とても視野の広いお話を聞くことができました。
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最後にスティーヴンさんは、ボローニャ国際絵本原画展の審査の特殊性にも言及しました。アメリカでは、多くのコンクールがWeb上でデジタル画像をみながらの審査となり、複数の審査員が集まって原画を直接見ながら審査をしていくボローニャ展のようなコンクールは、今日ではめずらしいものになってしまったのだそうです。
ボローニャ展は、さまざな視点をもった審査員たちが、徹底的に話し合い、相手の意見を聞き、自らの基準を広げたり変えたりしながら、イラストレーションの現況や今後の可能性を幅広く見せられるような作品を選んでゆくもので、この選考プロセス自体がとても貴重なものと言えます。その議論の様子は、展覧会場で上映しているドキュメンタリー映像の中でも少しご覧いただけます。(なお、この映像は、今回の通訳を務める森泉文美さんが制作しています)

2017.07.28

特別展示2 見て めくって 感じる 日本の絵本

今回の特別展示2は、今年のブックフェアで紹介されて評判を呼んだ、51冊の日本の絵本です。
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昨年から今年にかけての日伊国交樹立150周年記念イベントの一環として、ボローニャのブックフェア会場で、日本の絵本や絵本文化を紹介するブースが出展されました。
ここで展示された51冊の絵本は、赤ちゃん絵本からノンフィクション絵本まで、日本語を知らない読者たちにも楽しめるという観点で選ばれたもので、会期中は多くの人たちでにぎわいました。
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当館のボローニャ展で、これほどたくさんの日本の絵本が揃うことも珍しいかもしれません。
このコーナーは子どもから大人までいつも大人気です。みなさんゆっくりと、言語の壁を越えて伝わる新しい日本の絵本に見入っています。
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2017.07.27

おしゃれなスティーヴン先生2

今日もおしゃれなスティーヴン先生、オレンジと青でコーディネートです。
オレンジのジャケットを脱ぐと、オレンジ色のベルト!(ハンカチもオレンジでした)
ストライプのネクタイには「6」と書いてあります。
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今年の入選者の山本まもるさんもアトリエに参加しています。ボローニャで会ったときから、スティーヴン先生はおしゃれな山本さんが着ている服のブランドを聞いたり興味津々でしたが、今日は一緒にパチリ。
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2人が持っているのは蛍光ペンです。おしゃれの一部なのでしょうか?

2017.07.27

夏のアトリエ 3日目

3日目です。
昨日の夕方から急に涼しくなりましたが、夏のアトリエ中日、制作も佳境に入ってきました。
朝、スティーヴンさんからは、何らかの制限のある制作についてお話がありました。
時間や素材など、出来ることと出来ないことを見極めて、5日目にはプレゼンテーションできるまでに仕上げるにはどうすればいいのか、考えながら制作しなければなりません。そのためにも、昨日までのアイデアを変えたい場合は、今日がラストチャンスだということです。

午前中は、絵の伝言ゲームです。最初の人が描いた絵を、次の人が15秒間だけ見て同じように描く、というのを22人で続けます。今回はメガネと鉛筆というとてもシンプルな2つの絵で始まりました。ちょっとづつ変化していく部分もあれば、突然大きく変わってしまうこともあったり、なぜか新たな要素が加わったり。一枚ずつスティーヴンさんの細かな分析を加えながら見てゆくと、簡単なゲームなのにとても興味深いポイントがたくさんありました。
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ゲームが終わったら、もうお昼が近い時間になっていました。あとは各自の制作と相談、スティーヴンさんとの個人面談です。
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参加者たちも、仲間が制作している作品を見て回ったり、これまでのファイルを見せ合ったり、会場の雰囲気も和気あいあいとしています。
とはいえ、制作に残された時間はだんだん減ってきました。みなさん真剣です!

2017.07.27

特別展示1 フアン・パロミノ

今年のボローニャ展の特別展示は、昨年「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した、メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)。
春のブックフェアで発表された新作絵本『はじまりの前に』(Antes del primer día)の原画17点を紹介しています。
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世界や人間の創造についてのマヤの神話をもとにした壮大なお話に合わせ、どれも迫力ある画面です。
本作品についてパロミノ自身が語る短い映像と、出版された絵本も一緒に展示しています。
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「ボローニャ・SM出版賞」は、ボローニャ展入選者の中から35歳以下を対象に選ばれます。これまでに受賞したのは、フィリップ・ジョルダーノ、ペイジ・チュー、イッツ・レイニング・エレファント、刀根里衣、カタリーナ・ソブラル、ローラ・カーリン。いずれも実力のある作家たちで、受賞後も大変な活躍ぶりです。フアン・パロミノもすでに活躍めざましい作家ですが、今後ますます注目です。

2017.07.26

夏のアトリエ 2日目

朝から土砂降りの雨ですが、ワークショップは今日も静かに熱く始まりました。
スティーヴンさんは、朝、ご本人の好きな蚤の市の話をしたり、お昼前には再びご自身の絵本コレクションから何冊かを映像で見せてくれたりしましたが、今日は各自の制作を進めます。まだアイデアの固まっていない参加者や少し悩んでいる人には、スティーヴンさんが丁寧に相談に乗ってくれます。
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その合間には、参加者たちの個人面談。ファイルをやダミー本などこれまでに制作した作品をまとめてスティーヴンさんに見てもらいます。長年教職を務めるスティーヴンさんは、一方的に話すのではなく、参加者たちに慎重に質問をして、本人の考えをしっかり確認しながら問題点を見つけ、今後にむけてアドバイスをします。自身も作家でありながら、スタイルもキャリアもさまざまなイラストレーターたちに的確で温かな言葉をかけてくれます。
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ワークショップ会場では、みんな黙々と作品制作に励んでいます。
ストーリーボードを書いたり、紙を折ったりめくったり、あるいはいろいろな素材を試したり。
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今回のテーマに合うものを並べた「学級文庫」の周りに集まる参加者たちも。
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先生や、いろいろな絵本や、仲間たちから刺激を受けながら、制作を進めているようです。

2017.07.26

おしゃれなスティーヴン先生

スティーヴン先生はとってもおしゃれ。
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアでも、彼のファッションはいつも注目の的です。
今回も、蒸し暑い東京の夏にもかかわらず、毎日バッチリ決まっています!

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初日は麻のスーツにボーダーのネクタイ。見えないけれど靴下もボーダーです。

 

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2日目もさわやかな色合いですが、ロープ柄パンツに目玉柄ネクタイです。

2017.07.25

夏のアトリエ 1日目

5日間連続のイラストレーター向けワークショップ「夏のアトリエ」が始まりました。
ボローニャ展恒例のこの講座も、今回でついに20回目を迎えます。
これまでに、第1回目のドゥシャン・カーライさんから始まり、毎年世界各地から講師を招聘してきましたが、今年はNYでイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍するスティーヴン・グアルナッチャさんが来てくれました。パーソンズデザイン学校でも長年教鞭を執り、今年はボローニャ展の審査員も務めました。
通訳は、ボローニャ展のコーディネーターで、本展のドキュメンタリー映像の制作もしている森泉文美さんです。
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朝10時、参加者22人とともに第20回「夏のアトリエ」は始まりました。
最初にスティーヴンさんから、どのようなワークショップにするかお話がありました。今回のテーマは「本でなければならない本」。eブックやタブレットが普及する現代において、モノとしての本を改めて考えてみる、というもの。なかなか手強いテーマですが、このテーマにひかれて参加を希望した方も多かったようです。

その後、小さなスツールで輪になって参加者がそれぞれ自己紹介をし、車座のまま、「本を本たらしめているものは何か」についてディスカッション。車座の効果か、さまざまな意見が次々に出ました。
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午前中の終わり、30分間で1つのエクササイズの課題が出されました。A4の白い紙1枚を使って、「本とは何か」を表すものを作るというもの。今回は、何度か小さなエクササイズをしながら、各自が作品を作っていくことになります。

そして午後には、今回のテーマをもとに、5日間でそれぞれが取り組む作品の制作が本格的に始まりました。スティーヴンさんのアドバイスが欲しい場合は相談をしたり、まずは一人で考えたり、あるいは仲間たちと少し話したり。さっそく、「夏のアトリエ」らしい雰囲気になってきました。
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2017.07.25

ボローニャ展 関連企画5 
伊藤亜矢美さん、釣谷幸輝さん、見崎彰広さん

日本橋の不忍画廊では、ボローニャ展入選経験者を含むアーティストたちによる展覧会が開催中です。
(((あにまる まぁるい))) ~5つのショート・ストーリー
釣谷シープ幸輝、鈴木クロネコ敦子、呉 亜沙ウサギ、伊藤カワウソ亜矢美、見崎プードル彰広
8月13日(日)まで、月曜・祝日休廊、日本橋高島屋すぐそば、不忍画廊にて。
http://shinobazu.com/
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版画、ドローイング、立体など、さまざまですが、展示作品はすべて新作で、それぞれに丸っこい動物を主人公にしたストーリーがもとになっています。
絵に添えられたお話も一緒にお楽しみください。
釣谷さん、伊藤さん、見崎さんの3人が、これまでにボローニャ展に入選しています。
(写真は展覧会場にて、左から呉さん、伊藤さん、鈴木さん、見崎さん、釣谷さん、)