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2017.07.27

特別展示1 フアン・パロミノ

今年のボローニャ展の特別展示は、昨年「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した、メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)。
春のブックフェアで発表された新作絵本『はじまりの前に』(Antes del primer día)の原画17点を紹介しています。
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世界や人間の創造についてのマヤの神話をもとにした壮大なお話に合わせ、どれも迫力ある画面です。
本作品についてパロミノ自身が語る短い映像と、出版された絵本も一緒に展示しています。
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「ボローニャ・SM出版賞」は、ボローニャ展入選者の中から35歳以下を対象に選ばれます。これまでに受賞したのは、フィリップ・ジョルダーノ、ペイジ・チュー、イッツ・レイニング・エレファント、刀根里衣、カタリーナ・ソブラル、ローラ・カーリン。いずれも実力のある作家たちで、受賞後も大変な活躍ぶりです。フアン・パロミノもすでに活躍めざましい作家ですが、今後ますます注目です。

2017.07.26

夏のアトリエ 2日目

朝から土砂降りの雨ですが、ワークショップは今日も静かに熱く始まりました。
スティーヴンさんは、朝、ご本人の好きな蚤の市の話をしたり、お昼前には再びご自身の絵本コレクションから何冊かを映像で見せてくれたりしましたが、今日は各自の制作を進めます。まだアイデアの固まっていない参加者や少し悩んでいる人には、スティーヴンさんが丁寧に相談に乗ってくれます。
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その合間には、参加者たちの個人面談。ファイルをやダミー本などこれまでに制作した作品をまとめてスティーヴンさんに見てもらいます。長年教職を務めるスティーヴンさんは、一方的に話すのではなく、参加者たちに慎重に質問をして、本人の考えをしっかり確認しながら問題点を見つけ、今後にむけてアドバイスをします。自身も作家でありながら、スタイルもキャリアもさまざまなイラストレーターたちに的確で温かな言葉をかけてくれます。
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ワークショップ会場では、みんな黙々と作品制作に励んでいます。
ストーリーボードを書いたり、紙を折ったりめくったり、あるいはいろいろな素材を試したり。
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今回のテーマに合うものを並べた「学級文庫」の周りに集まる参加者たちも。
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先生や、いろいろな絵本や、仲間たちから刺激を受けながら、制作を進めているようです。

2017.07.26

おしゃれなスティーヴン先生

スティーヴン先生はとってもおしゃれ。
ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアでも、彼のファッションはいつも注目の的です。
今回も、蒸し暑い東京の夏にもかかわらず、毎日バッチリ決まっています!

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初日は麻のスーツにボーダーのネクタイ。見えないけれど靴下もボーダーです。

 

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2日目もさわやかな色合いですが、ロープ柄パンツに目玉柄ネクタイです。

2017.07.25

夏のアトリエ 1日目

5日間連続のイラストレーター向けワークショップ「夏のアトリエ」が始まりました。
ボローニャ展恒例のこの講座も、今回でついに20回目を迎えます。
これまでに、第1回目のドゥシャン・カーライさんから始まり、毎年世界各地から講師を招聘してきましたが、今年はNYでイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍するスティーヴン・グアルナッチャさんが来てくれました。パーソンズデザイン学校でも長年教鞭を執り、今年はボローニャ展の審査員も務めました。
通訳は、ボローニャ展のコーディネーターで、本展のドキュメンタリー映像の制作もしている森泉文美さんです。
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朝10時、参加者22人とともに第20回「夏のアトリエ」は始まりました。
最初にスティーヴンさんから、どのようなワークショップにするかお話がありました。今回のテーマは「本でなければならない本」。eブックやタブレットが普及する現代において、モノとしての本を改めて考えてみる、というもの。なかなか手強いテーマですが、このテーマにひかれて参加を希望した方も多かったようです。

その後、小さなスツールで輪になって参加者がそれぞれ自己紹介をし、車座のまま、「本を本たらしめているものは何か」についてディスカッション。車座の効果か、さまざまな意見が次々に出ました。
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午前中の終わり、30分間で1つのエクササイズの課題が出されました。A4の白い紙1枚を使って、「本とは何か」を表すものを作るというもの。今回は、何度か小さなエクササイズをしながら、各自が作品を作っていくことになります。

そして午後には、今回のテーマをもとに、5日間でそれぞれが取り組む作品の制作が本格的に始まりました。スティーヴンさんのアドバイスが欲しい場合は相談をしたり、まずは一人で考えたり、あるいは仲間たちと少し話したり。さっそく、「夏のアトリエ」らしい雰囲気になってきました。
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2017.07.25

ボローニャ展 関連企画5 
伊藤亜矢美さん、釣谷幸輝さん、見崎彰広さん

日本橋の不忍画廊では、ボローニャ展入選経験者を含むアーティストたちによる展覧会が開催中です。
(((あにまる まぁるい))) ~5つのショート・ストーリー
釣谷シープ幸輝、鈴木クロネコ敦子、呉 亜沙ウサギ、伊藤カワウソ亜矢美、見崎プードル彰広
8月13日(日)まで、月曜・祝日休廊、日本橋高島屋すぐそば、不忍画廊にて。
http://shinobazu.com/
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版画、ドローイング、立体など、さまざまですが、展示作品はすべて新作で、それぞれに丸っこい動物を主人公にしたストーリーがもとになっています。
絵に添えられたお話も一緒にお楽しみください。
釣谷さん、伊藤さん、見崎さんの3人が、これまでにボローニャ展に入選しています。
(写真は展覧会場にて、左から呉さん、伊藤さん、鈴木さん、見崎さん、釣谷さん、)

2017.07.24

ボローニャ展 関連企画4 池袋〜目白
渡邉智子さん、古郡加奈子さん、森山佳代子さん

池袋〜目白界隈では、3つのボローニャ展関連企画展が開催中です。

目白駅から5分程度のところにある古本とおもちゃのお店「貝の小鳥」では、
2015年ボローニャ展入選の渡邉智子さんの展示。
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このたび出版された初の絵本『わたしはだあれ?』に合わせた企画です。
8月6日まで、火曜定休。
http://kainokotori.com/

 

そこから池袋方面に住宅街を進み、西武池袋線の線路を越えて少し歩いたところにある
ブックギャラリー「ポポタム」では、ショップ内のミニフェア「古郡加奈子の絵本世界」。
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今年ボローニャ展に入選し、当館のポスターの絵を描き下ろしてくださった古郡さんによる原画やグッズなどを展示・販売中です。
こちらも8月6日まで、水曜・木曜定休、7/24・25休み。
http://popotame.net/

 

「ポポタム」から池袋方面に向かい、上がり屋敷公園の手前を右折して少し歩くと、
フランク・ロイドライトによる自由学園明日館がありますが、
その隣にあるB-galleryでは、森山佳代子展「掌の宝物」を開催中。
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2014年に入選した森山さんによる、木口木版画や銅版画による作品をご覧になれます。
7月30日まで、月曜休廊。
http://moru55.com/bgallery/

 

ボローニャ展とあわせて、池袋〜目白の絵本散歩もお見逃しなく!

2017.07.24

ヨシタケシンスケさん、若月眞知子さん 講演会

今、大人気の絵本作家ヨシタケさんと、ヨシタケさんの最初の絵本で大ヒット作となった『りんごかもしれない』などを出版するブロンズ新社の若月さんに、「初受賞で初海外」と題してお話しいただきました。

今年の初め、ブロンズ新社から出版した『もうぬげない』が、ボローニャ・ラガッツィ賞フィクション部門優秀賞(メンション)に決まったという知らせを若月さんから聞きいたヨシタケさんは、以前から知っていた賞の受賞に、びっくりしながらも、現地ボローニャを訪れることにしました。
とはいえ、たくさんの仕事におわれ大忙しの中、しかも初めての海外。不安を抱えながらも、二泊三日の弾丸ボローニャ旅行が始まりました。
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初めての国際線やパリでのトランジットを経て、なんとか到着したボローニャ。
緊張の受賞式では、審査員たちとハグ&キスをするのではないかとドギマギしたり(実際には回避したそうです)、授与されたプレートの名前が間違っていたりしたそうですが、ブックフェア会場ではヨシタケさんの絵本に魅了された海外の出版人たちとも出会い、刺激的な経験となったようです。
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現在、ヨシタケさんの絵本は、多数の言語で翻訳出版されています。
翻訳の難しさはどの言語にもありますが、それぞれ解決方法を見出し、また、各国の事情によっては絵の描き直しに応じるとのこともあるそうで、ブロンズ新社が力を入れる海外での出版にまつわるエピソードもたくさん披露してくださいました。

若月さんが初めてボローニャのブックフェアを訪れたときにも大変な感銘を受けたということですが、ヨシタケさんも、若いイラストレーターたちを積極的に受け入れ、未来の絵本作家たちの可能性を後押しするこのブックフェアに驚かれたようで、「みなさんもボローニャに行った方がいいですよ!」ともおっしゃっていました。

大急ぎの旅行でしたが、観光も少しだけ楽しまれたようで、ヨシタケさんの目を通して見たボローニャのお話は終始笑いに包まれていました。

暑い中、たくさんの方にお越しいただきました。ありがとうございました。(聴講約100名)

2017.07.22

ボローニャ展の関連企画3 たけうちちひろさん

2015年と2016年のボローニャ展入選作家、たけうちちひろさんの展覧会が国立で開催中です。
切り紙技法によるたけうちさんの作品、強く印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

今回の展覧会では、入選をきっかけに、オーストラリアやフランス、イタリア、さらに日本で出版された作品の原画などが展示されています。
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会場のあちこちにかわいいロボットがいますよ!
7月25日まで、国立駅から徒歩2分のギャラリー88にて。
https://artspace88.jimdo.com/

板橋区立美術館から行くなら、
東武東上線・成増駅→朝霞台駅・北朝霞駅(武蔵野線)経由→西国分寺駅で中央線に乗り換え→国立駅
がおすすめです。
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2017.07.16

ワークショップ「虫ずかんをつくろう」

本日はスペインのイラストレーター、アドルフォ・セラさんによるワークショップ、「虫ずかんをつくろう」を開催しました。
アドルフォさんは今年のボローニャ展入選者です。
コラージュ技法でさまざまな虫を作って、ノートに貼り、虫ずかんをつくりました。

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まず1人3枚の紙に、クレヨンや色鉛筆、ペンで絵を描きます。 
1枚目の紙には線だけ、2枚目は丸やくねくねした線、3枚目はいろいろな色を使って塗りつぶします。

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3枚の絵ができたら、いよいよ虫づくりです。
はさみで切ったり、手でちぎって、アドルフォさんが作ってくれた冊子に貼りつけます。
その上に絵や、虫の名前をかきたして、思い思いの虫ずかんに仕上げました。

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ぜひお家でもつくってみてくださいね。

現在開催中の、「2017イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」では、アドルフォ・セラさんの作品もご覧頂けます。
ご来館お待ちしております。

2017.07.16

ボローニャ展の関連企画展2 むらかみひとみさん

都内各地で開催されているボローニャ展の関連企画展。
下赤塚駅近くのカフェ・レストラン「クラリ」では、むらかみひとみさんの作品が展示されています。
2003年から3回にわたりボローニャ展に入選し、イラストレーターとして活躍しているむらかみさん。
当館では「ひよこ・たぬきアトリエ」の講師としても大人気です。
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店内の壁には、お店の雰囲気とぴったりの作品が飾られています。
イタリアの版画工房で学んでいたこともあるむらかみさんは、リノカットで作品を制作しています。
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美味しいイタリア料理やケーキで人気の「イタリアごはんとおやつクラリ」。
8月13日まで開催します。下赤塚駅から約5分。
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