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2016.08.05

三浦太郎さんの関連企画展

板橋区立美術館のボローニャ展期間中の関連企画展として、三浦太郎さんの展覧会が開催中です。6日(土)までです!
◎ ピンポイントギャラリー(青山)
三浦太郎展 紙の彫刻 『PAPER CITY』
2016年8月1日~6日
電話:03-3409-8268
pinpointgallery.com
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紙は薄いものですが、二つに折ったりつなげたりすれば自立します。今回の展覧会では、カラフルなたくさんの建物や人々が立ち並ぶインスタレーション作品が見られます。来場者が参加できるコーナーもありますよ。
今年の春にイタリアで行ったワークショップ「紙の町を作ろう」のアイデアをベースにしたもので、近年表現の幅をますます広げている三浦さんの新たな作品をお楽しみください!
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ピンポイントギャラリーへは、表参道駅B3・B1出口から数分です。

2016.08.02

ティーンズ 絵本のアトリエ 1日目

本日から中高生のための絵本講座、「ティーンズ 絵本のアトリエ」が始まりました。
今年で8回目になりました。
今週と来週の火曜日、全2日間のプログラムです。
講師は横浜美術大学准教授の宮崎詞美さんです。

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初めにまず自己紹介をして、各々持参した好きな絵本や漫画を見せ合いました。
そのあと先生が持ってきてくださったワークシートを切り貼りして、「豆本ハンドブック」作りをしました。実際に豆本を作ってみることで、見開き、見返し、奥付け、寒冷紗など、本の基本的な構造を覚えます。
また画面の中での主人公の動きや、ページ展開の基本、文字とイラストレーションの関係などについて学びました。

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今回の講座では5見開きの絵本を作ります。
テーマやストーリー、台割、どんな人に読んでほしいか等のプランを練り、アイデアスケッチを描きました。
みんな色々な絵本を見てみながら、黙々と集中してスケッチしていました。

アイデアスケッチがまとまってきたら、本番と同じサイズの紙を束にしてラフスケッチでダミー本を作り、ページ展開を確認します。
ダミー本作りと、画用紙に1〜2見開きのイラストレーションを描いてみることが、来週までの宿題になりました。
今回中学1年生から高校2年生が参加してくれています。どんな絵本ができるのでしょうか。
続きはまた来週です!

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2016.07.31

広松由希子さんと松岡希代子副館長の対談

本日は、ボローニャ展50回記念連続講演会4回目、広松由希子さんにお越しいただきました。絵本研究者の広松さんは、ちひろ美術館勤務を経て、現在は絵本の評論や展覧会の企画、絵本のテキストなども手がけていらしゃいます。またボローニャ展やBIB展(ブラティスラヴァ世界絵本原画展)の審査員もされるなど国際的にも活躍され、BIB展の日本巡回展のコーディネーターをされていらっしゃいます。板橋区立美術館のボローニャ展においても、毎年「夏の教室」のコーディネートや講演会の講師などを務めてくださっています。
本日は、当館副館長でボローニャ展担当者の松岡希代子がお相手となり、対談形式となりました。松岡は1989年よりボローニャ展の担当となり、2005年・2006年には審査員も努めました。講演会では、松岡がボローニャ展の歴史をお話し、広松さんに各時代の背景などを解説をしていただきながら進めてゆきました。
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1964年ボローニャ・ブックフェアが始まり、第4回目の1967年にイラストレーター展(ボローニャ展)が初めて開催されました。同じ年にチェコスロヴァキアでBIB展も始まり、さらにその1年前には国際アンデルセン賞画家賞も創設されました。東西冷戦のまっただ中ではありましたが、子どもの本のイラストレーションに対する関心が高まった時期なのかもしれません。
コンペ形式となったのは1976年です。その第1回目からイタリア以外の専門家も審査団に含まれ、編集者のほか美術館館長や教育学の研究者なども参加し、当初から幅広い視点で審査されれていたことが想像されます。そして、西宮市大谷記念美術館で初めて日本巡回展が始まったのが1978年、その3年後には板橋区立美術館にも巡回します。公立美術館でも絵本原画展が開催されるようになった背景には、1970年代後半の日本における絵本ブームがあったことを広松さんがご指摘くださいました。
その後、参加型の展覧会であるという認識も広まり、日本からの応募や入選者も増えてゆきました。そして、ボローニャと日本の関係はますます深まり、近年ではボローニャ・ブックフェアの期間を利用して、日本の絵本を紹介するさまざなイベントも行われています。
広松さんが初めてボローニャにいらしたのは1996年、ちょうどイラストレーター展30周年の時でした。有名な絵本作家や編集者が集まったパーティに同席されたときのエピソードもお話くださいました。その後もボローニャ・ブックフェアには頻繁に足を運ばれていますが、広松さんにとってボローニャは、凝り固まったものをほぐしてくれる場でもあるそうです。日本国内でも大量の絵本をご覧になっている広松さんですが、春にボローニャで各国の動向やさまざまな試みに触れることは、ご自身にとっても幅を広げてくれる機会なのだそうです。
最後に、BIB展のこともご紹介くださいました。ボローニャ展とBIB展の両方の審査にも参加され、意義や2つの違いについてもお話くださいました。
ボローニャ展50回の歴史をじっくりとご紹介しつつ、広松さんと松岡の息のあったトークで、和やかな講演会となりました。(聴講約40人)

本日は一時的に雷雨にも見舞われましたが、梅雨明け後、東京も夏らしいお天気が続いています。7月最後の日曜日、展示室も多くのお客様でにぎわっていました。

なお、ボローニャとBIB、50年を迎えた2つの重要な展覧会、いずれも日本に巡回しています。現在は板橋区立美術館とうらわ美術館で開催中。ぜひどちらにも足をお運びください。うらわ美術館のBIB展についてはこちら

2016.07.30

しかけえほんをつくろう 3日目(最終日)

昨日は「しかけえほんをつくろう」最終日でした。
講師はグラフィックデザイナーの岡村志満子さんです。

早く来て展覧会を見てくれたお友達もいたようです。ありがとうございます。

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火曜日から始めたしかけえほん作り、いよいよ中面をしあげて、製本して完成です。

本を開く向きを考えて、ページ順を間違えないように貼り合わせます。
好きな色の表紙をつけ、えほんのタイトルと自分の名前を書きました。

絵本が早くできあがった子は、しかけを使ったグリーティングカード作りをしました。

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最後は完成したみんなの絵本を集めて、子どもたち同士で鑑賞会。
お互いの本を見て、驚きの声があがっていました。

そのあとお家の方にも入って頂いて、一人一人発表会をしました。

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鳥がとびたつ瞬間をとらえたもの、音楽会を描いたものなど、お話もさまざま。
楽しい動くしかけが盛りだくさんです。
今回小学1年生から6年生が参加してくれましたが、それぞれの個性が光る、たくさんの力作が完成しました。

今回覚えたしかけを使って、ぜひおうちでも絵本をつくってみてくださいね。

2016.07.29

長谷川町子展まであとひと月!

板橋区立美術館ではボローニャ展の後、8月27日から「よりぬき長谷川町子展」を開催します。
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日本で最初の女性プロ漫画家として、「サザエさん」や「いじわるばあさん」で知られる長谷川町子。その全貌を紹介する初の本格的な大型回顧展です。
本展では、少女時代のスケッチブックや、戦前・戦中の雑誌や新聞での仕事から、「サザエさん」「いじわるばあさん」の原画など、貴重な資料と原画で町子の制作活動を振り返ります。特設ショップでは、本展オリジナルのグッズも多数ご用意しています。こちらもぜひご覧ください。

 

さらに、「よりぬき長谷川町子展」を記念して、漫画家のしりあがり寿さんが「サザエさん」をモチーフに4コマ漫画を描き下ろしてくださいました!くわしくはこちら

8月27日から10月10日まで開催しています。夏休みの最後の週から始まりますので、どうぞご家族みなさんでお越しください。

2016.07.27

しかけえほんをつくろう 2日目

本日は、「しかけえほんをつくろう」2日目でした。
講師はグラフィックデザイナーの岡村志満子さんです。

昨日に引き続き、自分のしかけ絵本作りを進めていきます。

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初めに先生から、画面のつながりを考えよう、しかけのしくみだけでなく、色や形、絵づくりも楽しもうというお話がありました。

絵本の中のページの完成を目指し、先生に相談したりしながら、制作していました。

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しかけを考えながら、色々な色画用紙や画材を使って絵を充実させていきます。
みんな周りのお友達と相談したり、とても意欲的に作っていました。

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明後日金曜日は講座の最終日。今まで作ったページを貼り合わせて表紙をつけ完成させます。
子どもたちの間で鑑賞会をしたあと、お家の方にも入っていただき発表会をします。
素敵な作品をみんなに見てもらいましょう。

2016.07.26

しかけえほんをつくろう 1日目

本日より、小学生対象の講座「しかけえほんをつくろう」が始まりました。
講師はグラフィックデザイナーの岡村志満子さんです。

紙を折ったり切ったりして、動くしかけを考えて絵本を作ります。
最初に先生が作ったえほんの見本をみんなで見て、しかけの種類を知りました。
使うしかけは同じでも、何と結びつけるかによって、ロケットの発射になったり熊の口になります。

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次に白い画用紙を使って、2種類のしかけを作る練習をしました。

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練習で実際に作ってみたあと、色々なしかけのサンプルを見たり、絵コンテを描いてから、好きな色画用紙を選んで本番の制作に入ります。
紙を切る位置によってしかけがはみ出したりするので、作り直したり、試行錯誤しながら作っていました。
手を動かしているうちに、だんだんと新しいアイデアが湧いてくるようでした。

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みんなそれぞれ違うものを作っていて、どんなものが出来上がるか楽しみです。
あと2日間がんばりましょう。

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2016.07.26

駒形克己さん講演会

7月24日、ボローニャ展50回記念連続講演会の3回目として、デザイナーで造本作家の駒形克己さんにお越しいただきました。ボローニャ展の審査員を努めただけでなく、ボローニャは駒形さんの活動にとって重要な場所となっています。講演会では、ボローニャとご自身の関係を多方面からお話くださいました。
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駒形さんがボローニャに出会ったのは2000年のことです。ミレニアムの年の展覧会をブックフェアが開催するにあたり、4人の出品者の一人に選ばれました。
さらにその年、「Mini Book」がボローニャ・ラガッツィ賞の特別賞を受賞しました。駒形さんの本は、2010年にもラガッツィ賞にノミネートされ、今年は『日がのぼるとき』で同賞の特別功労賞を受賞されました。講演会では、この絵本を制作された経緯もお話くださいました。

駒形さんはご自身でOne Strokeという出版社をされていますが、2008年からはボローニャ・ブックフェアで他の出版社と一緒に合同で出展をしています。4つの国の志を同じくする小規模な出版社によるこの合同ブースは、期間中いつも人であふれています。駒形さんにとっては、ボローニャは版権売買の場だけでななく、世界中の絵本好きに出会うことの出来る場なのだそうです。ご病気で海外渡航できなかった時期もありましたが、駒形さんにとっては、いつもボローニャが励みになっていたようです。

最後には、「モノ」を作るということや、問題解決としてのデザインの役割など、他者と向き合って仕事を続ける駒形さんの思いをお話くださいました。
駒形さんにとってボローニャは「チャレンジの場」なのだそうです。可能性を広げるチャンスがあれば、どんどん挑戦してゆきたいとおっしゃっていました。ブックフェア会場でイラストレーターたちを励まし続けている駒形さんですが、ご自身も努力を続けている様子は、若いイラストレーターたちの刺激になったと思います。
(聴講約50人)

夏休みも始まりご家族連れも増えてきました。
会期も半ば、どうぞみなさんでお越しくださいね。

2016.07.26

ボローニャ展とBIB展

今年のボローニャ展の図録の表紙は、スロヴァキアで行われるブラティスラヴァ世界絵本原画展(BIB展)の2015年グランプリ受賞者ローラ・カーリンの描き下ろしです。イギリスの注目の若手イラストレーターによるもので、展覧会場では原画も紹介しています。深い緑の草原の中で子どもが読書にふけっていて、ボローニャ展にぴったりの作品です。
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ボローニャ展の図録の表紙は、BIB展グランプリ受賞者と、国際アンデルセン賞画家賞受賞者が、毎年交互に描き下ろしています。

BIB展も今年50年を迎えました。ボローニャ展とBIB展は、成り立ちも応募や審査の方法も異なりますが、子どもの本のイラストレーションにおける世界的に重要な二つのイベントが、ちょうど50年前に始まったということになります。

ボローニャ展は、毎年行われるブックフェアの関連イベントとして始まり、1976年からコンクール形式になりました。個人でも応募することができ、既出版・未出版を問わないことから、新人イラストレーターの登竜門とも言われています。
一方BIB展は、隔年で開催される絵本原画コンクールです。各国15人まで応募でき、原画と出版された絵本の両方を提出します。すでに出版されている作品が対象となり、国内審査を通過する必要もあるため、全くの新人は参加できませんが、その分、応募作品のクオリティは一定以上に保たれているのではないでしょうか。

日本では、ボローニャ展とともにBIB展も巡回しています。
2015年のBIB展は、7月9日より、うらわ美術館で巡回がスタートしました。
今回は、日本からのBIB出品作品でこの50年をふりかえりつつ、2015年の受賞作品と日本の作品を紹介しています。原画と共に絵本も紹介されているので、見応えたっぷり。ローラ・カーリンの作品もたくさん出品されています。うらわ美術館のHPはこちらです。
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ボローニャ展とBIB展、どちらもお見逃しなく。
板橋区立美術館からうらわ美術館へは、赤塚八丁目のバス停から「(赤02)赤羽駅西口」で赤羽駅に出て、JRで浦和駅に行くのがおすすめです。

2016.07.23

ひよこ・たぬきアトリエ もようのお手紙セットをつくろう

本日は、ひよこ・たぬきアトリエを開催しました。
講師は絵本作家のむらかみひとみさんです。
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丸が集まって水玉もよう、線があつまってしましまなど、もようは身近なところにたくさんあるというお話が先生からありました。

小さな四角と三角のスチレンに、鉛筆でもようを彫っていきます。
直線や曲線、点を組み合わせて描くと面白いもようになります!
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練習をしてから、本番の紙に、三色の絵の具をつかってスタンプしていきます。
ぎっしりスタンプしたり、ランダムにスタンプしたり、同じスタンプを使ってもやり方によって全く表情は変わってきます。
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絵ができたら、封筒の型紙と重ねて切り抜き、のりで貼って封筒の形にしあげます。
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できあがり!
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ご家族やお友達にお手紙を書いたり、お部屋に飾るという子がいました。

ぜひおうちでも作ってみてくださいね。

次回のひよこ・たぬきアトリエは三浦太郎さんが講師です。
くわしくはこちらをご覧下さい。