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2015.11.21

「井上長三郎・井上照子展」今日から始まりました!

本日「井上長三郎・井上照子展-妻は空気・わたしは風―」が開会しました。すっきりとしたお天気にも恵まれ、朝から熱心な方々がご覧になっています。

井上長三郎は、東京裁判やヴェトナム戦争といった社会的な内容や、
礼服姿の議員たちのような人間を風刺した作品などで知られています。
妻の井上照子は、植物や自然を見つめて描いた色彩豊かな絵画を描きました。二人の画風は全く異なり、それぞれが独自の存在感を放っています。

展示室では、長三郎による「妻について」のエッセイを読むことができます。夫婦は尊敬しあえる仲であること、など夫婦円満の秘訣が書かれています。展覧会タイトルにある「妻は空気・わたしは風」は、このエッセイから引用しています。

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作品はもちろん、夫婦の在り方についても考えさせられる展覧会です

明日11月22日(日)は「いい夫婦の日」です。

特別企画として、夫婦、カップル、お友だち同士など

2名以上で一緒に観覧して下さる方先着100名に展覧会オリジナルグッズ(非売品)を差し上げます。
大切な人とお誘いあわせの上、ぜひご来館ください!

2015.11.20

「井上長三郎・井上照子展」がいよいよ明日から開催

イタビでは、明日から20世紀検証シリーズ№5として、近現代絵画の企画展がはじまります。
「井上長三郎・井上照子展-妻は空気・わたしは風―」
井上長三郎(1906―1995)・井上照子(1911―1995)夫妻は、戦前から画家として活躍し、
戦後は板橋区に自宅兼アトリエを構えました。
同じ屋根の下で描かれた2人の画家の作品は、日本の近代絵画の中で独特な存在感を放っています。

写真は、行われていた展示作業の風景です。
会場をつくり、開梱した作品を仮置きし、壁に掛けて、照明を調整して・・・
徐々に展示会場がつくられていきます。

完成した展示会場で、お待ちしております。

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2015.11.03

成増図書館でのスライドレクチャー

本日、成増図書館にて「井上長三郎・井上照子展」を楽しむための学芸員によるスライドレクチャーを行いました。
テーマは「井上長三郎・照子について」
それぞれの画業の変遷や特色に、展示作品をからめてお話ししました。
(17名参加)

同じ屋根の下で暮らした二人の画家の作品をじっくりご覧いただける貴重な機会です。

展覧会は、11月21日(土)からはじまります。

 

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2015.10.28

「リベットくんをつくろう!」の動画をアップしました。

先日開催された「ひよこ・たぬきアトリエ リベットくんをつくろう!」の楽しい動画ができあがりました!

ワークショップのようすは、こちら

講師の岩井俊雄さんが、参加された皆さんの作品をコマ撮りし、アニメーションにしてくださったものです。作品の配置が絶妙で、楽しい動きを作り上げています。

バックに流れる音楽は、岩井さん作曲による『リベットくんのテーマ』です。

一度聴くと、頭から離れなくなってしまいますね。

ぜひご覧ください。

 

ひよこアトリエ

 

たぬきアトリエ

 

 

 

2015.10.25

鑑賞講座「江戸の美術を行って見る」

先日、参加者25名とともに、サントリー美術館で開催の「久隅守景」展(~11月29日)を鑑賞しました。

当館のコレクションのひとつ「江戸狩野派」にまつわる史跡や特別展を

実際に「行って見る」ことで狩野派の歴史をさまざまな角度から体感するレクチャーです。

1回目は当館、2回目は狩野派の墓所がある池上本門寺、そしてサントリー美術館、という3回連続シリーズです。

国宝「納涼図屏風」で名が知られる久隅守景は狩野探幽の弟子でした。

展覧会担当の池田芙美さんによるレクチャーでは、謎の多い守景の生涯や作品の特徴など大変わかりやすく説明して下さいました。

展覧会では、丸々とした山並みが特徴的な知恩院の襖絵や人々が生き生きと描写された四季耕作図から、守景の娘の雪信、息子の彦十郎など、子どもたちの作品まで展示されています。

当館からは、清原雪信《源氏物語 浮舟図》《西行・江口贈答図》《花鳥図屏風》の3作品が出品されています(展示替あり)。

3回の講座で、参加者のみなさま江戸狩野派に親しんで頂けたのではないでしょうか(もちろん私たちも!)。

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2015.10.18

「まぁ!オモシロ江戸屏風」会期終了

本日「館蔵品展 まぁ!オモシロ江戸屏風」が終了しました。
4週間の短い会期ではありましたが、講演会、ギャラリートーク、小学校鑑賞教室、図書館でのスライドレクチャー、鑑賞講座「江戸の美術を行って見る」など催しが目白押しで、会期中にはたくさんのお客様にご来館いただきました。
屏風の露出展示のほか、屏風の歴史・構造の解説コーナーも好評でした。

10月21日からは区民文化祭が始まります。
また11月21日から始まる板橋区ゆかりの画家「井上長三郎・井上照子展」の準備も進められています。

10月も半ばを過ぎ、だいぶ涼しくなってまいりました。
芸術の秋、みなさまのご来館をお待ちしています。

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2015.10.17

ひよこ・たぬきアトリエ「リベットくんをつくろう!」

10月17(土)、ひよこ・たぬきアトリエ「リベットくんをつくろう!」が開催されました。
講師は、絵本『100かいだてのいえ』シリーズでも知られる岩井俊雄さんです。

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こちらは、先生がつくってくださった、ワークショップのタイトルです。

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先生の紹介の後、さっそく制作に入ります。
まずは、えんぴつで下描き。イメージができたら、厚紙に描いて切り抜きます。
動かしたい部分に穴を開けてリベット(割りピン) を刺したら、動くおもちゃの出来上がり!

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ここまででも充分楽しいのですが、今回はさらに面白い試みが!
メディアアーティストでもある岩井先生が全員の作品をコマ撮りし、短いアニメーションを制作するというものです。

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一組20コマほどの画像を撮影し、一本の映像にまとめていきます。
先生は次々にパーツを動かしては固定し、ユニークな動きをつくりだしていきます。

そして、最後はミニ上映会。

自分たちの作品が映像となり、いきいきと動き出すと、子どもたちが思わず笑いだしたりと、大変盛り上がりました。

この映像は後日、このブログでもご覧いただけるようにする予定です。
みなさんの力作がどのようなアニメーションになったのか、どうぞお楽しみに!

 

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参加されたみなさんの作品より。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.10.10

「まぁ!オモシロ江戸屏風」ギャラリートーク最終回

本日は、ギャラリートークの4回目(最終回)を開催しました。DSCN2254

本展では特別に、屏風の内部構造の模型を展示しています。
屏風内部の素材は地方や工房によって異なりますが、この模型では小川町産の細川紙などが使われています。
細川紙といえば、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことで知られています。
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こちらは伝 狩野探幽「風神雷神図屏風」。
生き生きとした風神雷神の表情にもご注目ください。
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こちらは狩野了承「秋草図屏風」の説明をしているところです。
ススキ・ハギ・オミナエシ・クズなど秋の草花が今の気候に合っています。
学芸員オススメの鑑賞ポイントは、この草花に目線を合わせてみること。
秋の野原が感じられるのではないでしょうか。
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10月11日、12日は開館し、10月13日は休館します。
板橋区立美術館の作品から秋を感じてみてはいかがでしょうか。
(約40名参加)

 

2015.10.10

成増図書館でのスライドレクチャー

本日、成増図書館にて「まぁ!オモシロ江戸屏風」を楽しむための学芸員によるスライドレクチャーを行いました。
テーマは「狩野派の屏風」。
始祖・正信から河鍋暁斎まで、狩野派の歴史に展示作品をからめてお話ししました。
(26名参加)
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成増図書館では、近世絵画関連図書を特集展示して下さっています。
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当館では、今後も区立図書館でのスライドレクチャーを充実させていきたいと考えています。
ぜひご参加ください!

2015.10.04

「まぁ!オモシロ江戸屏風」ギャラリートーク3回目

本日は、江戸屏風の館蔵品展、3回目のギャラリートークを開催しました。

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こちらは江戸中期の絵師、狩野惟信による「秋冬松竹梅小禽図屏風」。
金地に墨だけで、江戸狩野派らしい花鳥を描いた屏風です。
今回の展覧会では、金を使った豪華な屏風を多く展示しています。
作品保護のため照明は抑えていますが、明るい照明を当てるよりも金の輝きがよく見えるかもしれません。

 

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この金地が豪華な屏風は酒井道一の「桐菊流水図屏風」です。
今年は「琳派400年記念」ということで、琳派関連の展覧会が各地で開催されていますが、道一は酒井抱一の流れをくむ絵師です。
金地に桐の葉の緑、流水の青、という色あわせが何とも華やかです。
琳派特有の「たらしこみ」というにじみの技法で木の幹を表現しています。

 

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金や岩絵具を使った鮮やかな屏風を多く展示している中、油絵の技法で描かれた作品もあります。
江戸時代に洋風表現を追求した司馬江漢の「学術論争図」(歸空庵コレクション)です。
描かれた景物や人々も西洋風で、陰影による立体感がつけられています。
江戸時代に西洋より舶来した書物の挿絵を参考にしたのではないかと考えられています。

 

秋晴れの爽やかな日曜日、たくさんのみなさまにご参加いただきました。ありがとうございました。(約40名参加)
ギャラリートークは10月10日にも開催します。30分程度ですので、お気軽にご参加ください。