2017.09.23

講演会「江戸の花鳥画を「読む」愉しみ」

本日9月23日(土・祝)に今橋理子氏(学習院女子大学教授)による講演会を開催しました。(参加者101名)
「江戸の花鳥画を「読む」愉しみ」というテーマでお話いただきました。
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美しい花や生き生きとしたいきものが描かれた作品が花鳥画は、「見る」ことで気持ちがやすらいだり、癒されます。
今日は見るだけでなく作品が作られた江戸時代の文学や博物図譜の流行など、当時の時代背景などから「読み解く」面白さや、花鳥画の愉しみ方を教えて頂きました。

例えば、現在展示してある作品でも多いネコと蝶の組み合わせは、中国の謎語(めいご)を知ることで、表現だけでなく、作者からのメッセージを読み解くことができます。

1995年度にサントリー学芸賞を受賞した今橋先生のご著書『江戸の花鳥画―博物学をめぐる文化とその表象』(スカイドア、1995年)も、江戸時代の花鳥画を知る上では欠かせない本です。
現在は展示しておりませんが、当館所蔵の狩野養信「鷹狩図屏風」についても触れられており、花鳥画作品を見るのがより一層愉しくなります。
2017年1月に文庫版としても発売され、お手にとりやすくなっています。

「館蔵品展 江戸の花鳥画」もいよいよ残り約2週間となりました。
9月30日(土)、10月7日(土)には学芸員によるギャラリートークを行います。
14:00〜14:30、申込不要、参加無料、当日直接2階展示室ロビーへお越しください。