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美術館ニュース

本日「夏のアトリエ」が始まりました。
毎年夏に開催する、イラストレーター、又はイラストレーターを目指す方向けの連続講座で、今年で19回目となります。今年のテーマは「絵本発想力」です。
講師は絵本作家の三浦太郎さん。イラストレーションの仕事をしていた三浦さんが初めて板橋区立美術館でボローニャ展を見たのは1999年のことでした。その後、続けて入選し、2004年以降は海外や日本で多くの絵本を出版しています。今年はボローニャ展の審査員を努め、4月には三浦さんの絵本を出版しているイタリアのコッライーニ出版の画廊に数日間滞在して大きな作品を制作するなど、活動の幅を広げています。

初日の今日は、まず、三浦さんがご自身のキャリアや作品を紹介してくださいました。大人気絵本『くっついた』をはじめ、三浦さんの赤ちゃん向けの絵本は、当時生まれたばかりのお子さんとのコミュニケーションの中から発想されたものです。自分の体験から生まれたからこそリアリティのあるものになったのだそうです。今回のアトリエのテーマは「発想力」ですが、それをリアリティのあるものにするのは各自の体験に基づいた理由付けです。そしてそれは、自分自身がぶれずに制作を続けてゆくためにも大切なことだとおっしゃっていました。
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その後、19人の参加者が自己紹介をしました。みなさん、自身のキャリアや絵本との出会い、好きなモチーフなどを語ってくれました。5日間の仲間たちがお互いを知るきっかけにもなったのではないでしょうか。

午後には、三浦さんから出された1つ目の課題に取り組みました。1枚の白い画用紙の表裏に絵を描き、ページをめくるように、紙をひっくり返して表と裏の絵を転換させるというもの。言葉もなく、単にひっくり返すだけでシンプルに伝えなければなりません。制作時間は1時間ちょっと。突然の課題でしたが、時間がないからこそ、発想できた人もいたのではないでしょうか。3時からの発表では、アイデアも技法もさまざまな作品が出そろいました。三浦さんや参加者からの意見も参考になったと思います。中には、絵本に発展できそうなアイデアも。

今回は、いくつかの課題が出て、それに対して各自で挑戦することになります。事前に課題は発表しません。三浦さんによれば、課題に次々に取り組んでゆく「瞬発力」を鍛えるのも大事なこと。5日間で様々な課題に挑むことは自信にもつながりそうですね。

明日の朝もまた新たな課題が出ます。
土曜日まで続く連続講座、体調に気をつけて充実した5日間になりますように!

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