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美術館ニュース

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展、開催中です。
今日は山口晃さんの展示風景をご紹介します。

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展示室に入ってまず目に飛び込んでくる四曲一双の『Tokio山水(東京圖 2012)』。
以前、岩佐又兵衛(1578〜1650)の「洛中洛外図屏風」(東京国立博物館所蔵)を見て、その執拗な描写に感銘を受けたことから制作に到った作品だそうです。カンヴァスに墨で描かれています。
先日のトークイベントでは、制作中のエピソードを明かされていました。初めに墨に筆を浸してから、墨がきれて擦れて見えなくなるまで描くということを、建物を描くにあたりご自身に課したそうです。さらに筆も取り替えないことで穂先が擦れて線の表情が変わってくることで、絵に不思議な奥行きが出てきたというお話でした。
江戸から明治、大正、昭和、平成の特徴的な建物や施設が並置され描かれている点や、場所による雲の形の違い、春夏秋冬の描かれ方にも注目です。

今回、本展覧会のための新作『オービタル ランドルト環』も出品されています!
そのほか木版画『新東都名所シリーズ』、日本橋三越を描いた三作品も展示されています。
ぜひ展覧会でご覧ください。

【作家プロフィール】
山口晃(やまぐち あきら)
1969年東京都生まれ、群馬県桐生市に育つ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。2010年「第17回シドニービエンナーレ『THE BEAUTY OF DISTANCE: Songs of Survival in a Precarious Age』」、2012年「望郷 TOKIORE(I)MIX」(メゾンエルメス8階フォーラム、東京)、2015年「山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)

【作家コメント】
『Tokio山水』は、東京山手線内の範囲を江戸期から現在に至る建造物を取混ぜて描く。三越の三作は景観年代を逆に積み上げ、百貨店の上に越後屋が乗る形で表し人々が入混ぢる。『新東都名所シリーズ』は、東京のランドマークを土地・建物の成立ちを反映させた仮想の建造物として描く。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
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