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美術館ニュース

本日5月5日はこどもの日です。

現在開催中の「絵画・時代の窓」展より、こどもを描いた作品をご紹介します。

浜松小源太(1911年〜1945年)は秋田に生まれ、
師範学校卒業後は地元で学校の先生をしていましたが、
1935年に上京し、板橋区志村の小学校の先生をしながら画家としての活動を続けていました。
「エコール・ド・東京」「創紀美術協会」など前衛的なグループに参加。
シュルレアリスムの影響を受けた作品を描いています。

1938年、創紀美術協会に発表したのが、現在展示中の《世紀の系図》。

は 浜松小源太 世紀の系図

画面の中央には眠る赤ちゃんの姿。カーキ色の軍服に絡め取られそうになっています。

その上には破れた旗も見えます。

下には兜、卵、リボンでできたように見える鳥、怪物のようなものの足など、様々なものが見えてきます。

戦争に向かう時代の日本の将来を予見するような、浜松の時代やこどもを見る目を伺える1点です。
浜松はその後、ビルマ(現・ミャンマー)で日本語教員をしていましたが、
現地召集を受け、1945年4月に戦死扱いとなっています。

パソコンなどで見ると小さな作品かと思われるかもしれませんが、
実物は縦が145センチもある、迫力のある作品なのです。
色の使い方、筆使いもとても美しい作品なので、ぜひ実物を見にいらしてください。

板橋区立美術館 > 美術館ニュース > 浜松小源太の描いたこども
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