板橋区立美術館

JAPANESE / ENGLISH

〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL: 03-3979-3251 FAX: 03-3979-3252

NEWS - 最近の投稿

NEWS - 過去の投稿


美術館ニュース

本日7月2日(土)より、「2016イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」が始まりました。
展覧会オープンにあたり、エレナ・パゾーリさん(ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア プロジェクト・マネージャー)による講演会「ボローニャ発世界へ:国際絵本原画展の50年」を開催しました。
通訳は森泉文美さん(本展コーディネーター)でした。
(聴講約71人)

ボローニャで毎春開催される児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」について様々なことをお話し頂きました。ブックフェアは世界中から多くの人が集まり、版権の売買だけでなく、児童書の新たなプロジェクトが生まれる工場のような場所です。
新しい動向にも敏感なブックフェアは、近年、タブレットで見る子ども向けデジタルブックのセクションに力を入れているということです。こうしたこともイラストレーターにとっても新たな分野での活躍の機会となります。
また、ブース出展したことのない出版社の人を招待して合同ブースで出展する「NEW ENTRY LOUNGE」という企画もあり、MOMAの出版部門はこれに参加した年に版権の売り上げを伸ばし、翌年のブース出展に繋げました。

ボローニャはもともと子どもの教育には熱心な町で、例えばボローニャ大学はイタリアで初めて児童書の専攻ができた大学です。今ではボローニャは本の町と認知されています。ブックフェア前後の10日間程は、町じゅうで展覧会や本のプレゼンテーション、サイン会などのイベントが数多く開かれます。

そして、板橋区立美術館で開催中の「ボローニャ国際絵本原画展」は、ブックフェアに伴って開催されるコンクールの入選作品を紹介するものですが、デジタルデータ審査のコンペが多くなってきた中、現在でも審査員が集まって原画を審査するという特徴があります。国籍の異なる5人の審査員は毎年入れ替わります。
審査会では毎回審査員同士の議論が白熱し、審査が終わった後も、ブックフェア期間中にイラストレーターズカフェという場で審査団による講評会が行われ、入選者は直接アドバイスをもらうことができるそうです。

多くのイラストレーターを育て、時代とともに柔軟に変化してきたブックフェアの歴史を伺うことができました。

news160702-1

講演会終了後には、エレナさんと今年の入選者を囲んでささやかな懇親会が行われました。
news160702-2
また、来週末から毎週日曜日に、50回記念連続講演会「ボローニャとわたし」(全5回)を行う予定です。全回先着100名、申込不要、聴講無料です。当館1階講義室に直接お集まりください。詳しくはこちら
ボローニャ展の歴代審査員の方々にブックフェアや原画展についてお話していただきます。
初回の7月10日(日)の講師は絵本作家で2016年ボローニャ展審査員の三浦太郎さんです。

この夏は絵本の世界へ遊びに、板橋区立美術館へお越しください!

板橋区立美術館 > 美術館ニュース > エレナ・パゾーリさん講演会 
JAPANESE / ENGLISH

〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27
TEL: 03-3979-3251 FAX: 03-3979-3252
COPYRIGHT © ITABASHI ART MUSEUM ALL RIGHTS RESERVED.