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美術館ニュース

本日は、「まぁ!オモシロ江戸屏風」の記念講演会が開催されました。

テーマは「絵画修復の現状 -東洋絵画 指定文化財の修理―」

講師は、選定保存技術保存団体 国宝修理装潢師連盟株式会社半田九清堂 代表取締役半田昌規氏です。

まずはじめに、半田先生より文化財修復とはどのようなものかご説明頂き、

さらに半田先生の工房で修復された国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」についてお聞きしました。

織田信長が上杉謙信に贈ったこの屏風が、修復でどのように蘇ったのかがよくわかりました。

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続いて、小さな模型をつかって屏風を組み立てる手順を実演しました。当館の学芸員2人もお手伝い。

屏風の「扇」同士がどのようにつながって自在におり曲がるのか、そのしくみをご覧いただきました。

「尾背(おぜ)」(和紙でできた蝶番(ちょうつがい))がその鍵を握っているのですが、和紙は本当に強くてしなやか。屏風を陰から支えているのです。

また、屏風がスムーズに開閉し絵を守り縁の厚みを調整するため、合差という道具を使うなど、

修復には、大変きめ細やかな心配りが必要なのです。

さらには、屏風を一人で取り扱うための筋力も!

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最後に、屏風制作の工程がわかるレプリカに参加者が集まり、近くでじっくり見たり触れたり

先生に質問したり、屏風の仕組みを肌で感じる機会をつくりました。

参加者の皆さん、熱心に屏風の周りに集まって大盛況でした。

この講演に参加した後、改めて展示室の屏風と向き合うと、とても感慨深くなります。

貴重な機会をありがとうございました。(聴講約100名)

 

 

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