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美術館ニュース

本日はギャラリートークの2回目が開催されました。(参加25名)

写真は「第5章 顛倒(てんとう)の解剖学」のコーナーを説明している様子です。
本章では「顛倒(反世界)」をテーマに、日本とウィーンの美術家が紹介されています。
まず注目されるのは、トーナス・カボチャラダムスの《にこにこ元気町》(個人)、《バオバブが生えたかぼちゃの方舟》(個人)。
食堂や病院、街角での音楽ライブやカボチャラダムスさん行きつけの美容院までも描き込まれ、いつまでも見続けてしまう細密描写の楽園図です。
北九州市門司区には「カボチャドキヤ国立美術館」がありますが、カボチャラダムスさんのここまで大きな作品は東京ではなかなか公開されないので、この機会にぜひご覧ください。

続いて、種村が評価した秋山祐徳太子さんの最新のブリキ彫刻、絵本『くまの子ウーフ』の挿絵で知られる井上洋介さんの油彩の大作が展示されています。
現代ウィーンの美術家であるエーリヒ・ブラウアー、エルンスト・フックス、カール・コーラップの作品が展示された一画は、宗教的な祭壇の趣です。テンペラや銅版の超絶技巧には目を瞠ります。

「第6章 奇想の展覧会 − 種村コレクション」では、種村が所有した美術作品の一部が展示されています。多彩な美術家たちとの交友が一覧でき、興味深いコーナーです。

「第7章 書物の祝祭 − 装幀の仕事」では、造本に傾注した種村の著作の一部と、それに関わった美術家の作品が展示されています。
『ナンセンス詩人の肖像』を装幀した野中ユリさんによる口絵では、種村がルイス・キャロルやクレオパトラとお茶を楽む様子がコラージュされています。

展示された全ての作品に種村の美意識が通じていることが感じられ、1点1点じっくり鑑賞されるお客さまが多いのが印象的です。
会期もそろそろ後半に入ります。この欄では紹介しきれない作品群をぜひご覧ください。

次回のギャラリートークは10月11日(土)午後2時からです。
なお本展は、9月28日の日曜美術館・アートシーンで紹介される予定です。

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板橋区立美術館 > 美術館ニュース > 種村季弘の眼 ギャラリートーク 3回目
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