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美術館ニュース

7月26日(日)には、作家の寮美千子さんとデザイナーの駒形克己さんにお越し頂き、それぞれが少年刑務所で行っているプログラムやワークショップについてお話いただきました。
駒形さんはボローニャのプラテッロ少年刑務所で、2007年からこれまでに6回にわたり造形ワークショップを行っています。いずれも、ひとりで何かを作るのではなく、他の参加者と関わり合いながら進めていくものです。駒形さんがご自身の作品制作や活動において大事にしている「経験を共有する」ということは、少年たちとのワークショップにおいても同じとおっしゃっていました。
一方、寮さんは、奈良少年刑務所の「社会性涵養プログラム」のひとつ「物語の教室」の講師を2007年から務めています。全6回の授業で、少年たちは絵本を声に出して読んだり、詩を作って発表したりします。少年たちは、自分が一生懸命紡いだ言葉を、仲間がしっかり受け止めてくれるという経験によって、閉ざされた心を開いていくのだそうです。少年たちの詩を紹介しながら、プログラムを経て変わっていく少年たちの様子をお話くださいました。彼らの言葉は、詩の上手・下手という物差しとはまったく関係なく、仲間に受け止められることによって魂を表す「詩」の言葉になる、というお話も印象的でした。
最後には駒形さんが、大人が子どもと関わる際、子どもたちをひとつの枠にはめてしまうのではなく、ひとりひとりの違いを認めてそれぞれの個性と向き合いたいとお話され、寮さんも深くうなずかれていました。
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板橋区立美術館 > 美術館ニュース > 対談「日本とイタリアの少年刑務所の中で」
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