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美術館ニュース

「井上長三郎・井上照子展」のサブタイトルとなっているこの言葉は、

1963年の長三郎のエッセイから引用したものです。

 

「三十年も生活を一緒にした今日、はたしてお互いが仕事を理解しあっているかどうか、自信がありませんが、尊敬できる間柄になることが理想的なはずです。これは仕事のことですが、人間の問題でもあります。」

「そういえば、このごろわたしにとっては、妻の存在は空気のようなものと思われます。妻からみれば、わたしは風というわけでしょう。」

井上長三郎「妻を語る-妻は空気でわたしは風-」(『画論集』画論集刊行会、1979年に再録、初出は『アカハタ』1963年)

 

長三郎と照子は、生活も制作も互いに尊敬しあえる関係を理想としていたようです。

このエッセイの中で語られている2人の性格や

そして展示室でご覧いただける画風も異なる2人ですが、夫婦ともに亡くなるまで同じ屋根の下で制作を続けました。

DSCN5267

展示室ロビーでは、このエッセイをお読みいただけます。

図録にも再録していますので、お家でじっくり読むのも良いかもしれません。

展覧会では2人の新婚時代のパリで撮影した写真、その後、白髪になった長三郎さんの横で微笑む照子さんの写真や、結婚前に長三郎から照子に宛てた手紙も展示しています。

「妻は空気・わたしは風」長三郎と照子の関係は、夫婦の在り方を考える上でも興味深いものです。

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