板橋区立美術館

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美術館ニュース

昨日は夏の教室の2日目でした。
午前中の1コマ目は広松由希子さん。最初に13台の机をくっつけて大きな島を作り、まわりを受講生のみなさんがぐるりと取り囲みました。広松さんがご準備くださった2011年以降の絵本を並べてみるという試みです。2011年は震災のあった年ですが、絵本にもその影響があったのか、ここ数年どのような絵本が出版されているのか・・・机いっぱいに絵本を広げてみると、絵本同士の関連性が見えたり、時代を反映した傾向が浮かび上がってきたりします。1時間では時間が足りませんでしたが、参加者のみなさんにお持ち頂いた本も加えて、大きな絵本の地図のようなものが出来上がりました。
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午後の一コマ目は、漫画家の高野文子さんです。1980年頃から漫画で多くのファンを惹きつけている高野さんですが、近年は絵本(「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん」)も手がけていらっしゃいます。今日は、漫画家となるまでのことから、なぜ色を使わずにモノクロで描くのかということもお話くださいました。そしてここ数年は、フィクションではなくノンフィクションや自然科学に傾いてきているということで、現在のお仕事のお話も聞かせてくださいました。参加者の中には高野さんの大ファンという方も多く、後半には次々に質問が出てきました。
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今回の夏の教室、最後のコマは加藤久仁生さんです。短編アニメーションとしてアカデミー賞を受賞した「つみきのいえ」は、その後、絵本の形で出版もされました。近年ではオリジナルの絵本も出版されています。絵を描くのが好きだった子ども時代からアニメーションと出会った学生時代、途中「つみきのいえ」の上映もはさみ、現在の制作活動までお話くださいました。そして絵本とアニメーションについては、表現する内容とメディアの特性がうまく一致するように、と意識されているとのことです。急遽聞き手となってくださったのは、「加藤久仁生展」(2011年〜)を担当された草刈大介さん(朝日新聞社)です。
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今回の夏の教室、いかがでしたか?広松由希子さんの監修のもと、「世界をつくる」というテーマで、作家・漫画家・アニメーション作家でありながら絵本制作にも携わっている3人の方をゲストにお招きしました。2日間午前・午後とみっちりで、すぐには消化しきれない内容だったかもしれませんが、参加者のみなさんが今後、絵本を考えていくためのヒントになったのであれば何よりです。

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