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美術館ニュース

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昨日までの夏のアトリエの講師を務めてくださったマグダレナ・クウォシさんの講演会を開催しました。通訳は引き続き森泉文美さん。5日間一緒にワークショップを引っ張ってくれた2人です。
今日は、ポーランドでの自身の絵本づくりについて講演くださいました。広告代理店で活躍していたマグダレナですが、だんだんと自分の中に違う価値観が芽生えてきて、母親になったということもあり、ヴィトフルニャ出版を立ち上げることになったそうです。
マグダレナは、ポーランドの小児科医、孤児院長で作家でもあったコルチャックが語った「子どもというものはいない、人間がいるのだ」という思想に共感していると言います。たとえ小さくとも、子どもも大人と同じで、1人の人間だという考え。優しい笑顔の中にも本作りへの強い意志が伝わってきました。
最初に取りかかった仕事は、1960年代のポーランドの絵本の復刻です(まだ鉄のカーテンのあった頃ですが、それでも何か新しいことを求める人たちが沢山でてきた時代だったそうです)。そうした素晴らしい60年代の絵本を自分の基準として、その後、オリジナルの絵本を出版し始め、これまでにさまざまな新しい絵本を出版しています。古典的なテキストに斬新な絵を組み合わせたり、難しいテーマに挑戦したり・・・
また、ボローニャ・ブックフェアのお話も。沢山の出版社が集まるブックフェアには、マグダレナのように高い志で新しいことにチャレンジする人たちもいます。マグダレナたちもボローニャでたくさんの出会いがあるそうです。もちろん今回の来日も、ボローニャでの出会いがきっかけとなりました。
マグダレナは、つねにアンテナを高くして絵本のヒントを探しているそうです。ヴィトフルニャ出版の次の仕事が楽しみです。(聴講約100人)

 

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