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2017.01.09

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展 終了しました

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展は本日1月9日17時をもって終了いたしました。
これまでご来館頂いた皆様ありがとうございました。

板橋区立美術館は1月10日(火)から1月16日(月)まで展示替えのため休館し、1月17日(火)から2月19日(日)まで「区立小中学校作品展」を開催いたします。
当館は常設展示室はございませんので、ご注意ください。

2017.01.09

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展 本日最終日です!

昨年の12月3日より開催していた「発信//板橋//2016 江戸ー現代」も、いよいよ本日が最終日です。
朝から多くのお客様にお越しいただいています。
7人の作家全員の新作を含む、江戸と現代をつなぐ作品を展示しています。
どうぞお見逃しなく!
本日17時まで(入館は16時30分まで)。みなさまのお越しをお待ちしております。

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また、展覧会に合わせてカタログを展覧会場で販売中です。
カタログ本体のポケットに入る展示記録集も付いています。
価格は1300円(税込)です。ぜひお手にとってご覧ください。

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2017.01.06

奥畑実奈さん展示風景

この3連休のご予定はお決まりですか?
12月から始まった「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展も、いよいよ1月9日(月・祝)までの開催となりました。
出品作家7人全員の新作を含めた、現代の美術に江戸の美術を重ね合わせた表現をぜひご覧ください。

今日は奥畑実奈さんの展示風景をご紹介します。

奥畑さんは東京藝術大学で彫刻を学んだのち、ネイルアーティストに転向した経歴の持ち主です。
ネイルアートに日本の伝統的技術である蒔絵や螺鈿、乾漆を取り入れて注目されています。
彫刻を制作されていたときから大変繊細な作品を作ることが多く、彫刻を学びながら行き着いた先がネイルアートでした。
藝大に通いながら専門の学校にも行くようになり、大学院修了後はネイルの仕事に就かれました。
コンテストでの受賞を重ねながら、東京藝術大学の漆芸の研究室で蒔絵、螺鈿、乾漆などの伝統的技術を学ばれました。
伝統工芸技法と組み合わせるアイデアは、ネイルを学び始めた当初から頭にあったそうです。
ご出身が奈良県ということもあり、自然と仏像やお寺に興味を持ち、ご自分の制作とも繋がっていったということです。

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画像:奥畑実奈『花衣』2016年/プリント/594×841×5mm

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画像:奥畑実奈『華爪2016(冬)』2016年/漆、金粉、貝、樹脂/25×120×5mm

ネイルの土台は、奈良の興福寺の阿修羅像と同じ脱活乾漆という技法で作ります。
そのあと蒔絵や螺鈿を施しています。蒔絵の技法では、漆で花や葉を描いた上に金粉をまき、乾かしたあと漆が平滑になるよう研いでいきます。それを何度も繰り返すことで絵に奥行きが出ると奥畑さんは言います。

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爪という小さな面積の世界に、花の形に彫られた貝が漆で貼られていたり、玉虫の羽が施されていて、その精緻な美しさに驚きます。
ぜひ展覧会で実際にご覧ください。心よりお待ちしております。

【作家プロフィール】
奥畑実奈(おくはた みな)
1975年奈良県生まれ、東京藝術大学大学院小椋範彦研究室研究生修了。2014年「collect 2014 The International Art Fair for Contemporary Objects」(Saatchi Gallery、イギリス)、2015年「うるしのかたち展」(東京藝術大学大学美術館陳列館、東京)、2015年「Kawaii:Crafting the Japanese Culture of Cute」(The James Hockey Galleries, University for the Creative Art、イギリス)

【作家コメント】
日本人には、小さいものや可愛いものを愛でる感覚がある。私の作品は、人体の一部である「爪」という小さな世界に、絵画、彫刻、工芸などの要素を取り入れている。蒔絵という伝統的な技法とネイルアートを融合し、過去と未来を重ねた、ハイブリッド作品としての爪を見てほしい。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
展覧会について詳しくはこちら

2017.01.04

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
2017年が始まりました。
板橋区立美術館は本日1月4日より開館しております。
今年もみなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

12月よりオープンした「発信//板橋//2016 江戸ー現代」もいよいよ1月9日(月・祝)まで、今日を入れてあと6日となりました。
彫刻家の深井隆氏をコミッショナーとして迎え、現代の美術に江戸の美術を重ね合わせた表現をテーマとしています。出品作家は、奥畑実奈、川島大幸、清塚紀子、白石顕子、人見元基・狛、深井隆、山口晃(敬称略・50音順)です。作家全員の新作を含めた、この展覧会でしかご覧になれない空間ができております。
どうぞお見逃しなく!

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2016.12.27

人見元基・狛さん展示風景

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展開催中です!
板橋区立美術館は年内は明日12月28日(水)まで開館し、年末年始は12月29日(木)〜1月3日(火)まで休館いたします。
年明けは1月4日(水)から開館します。

本展覧会は1月9日(月・祝)まで。閉幕まであと少しとなりました。
普段の板橋区立美術館とはがらりと違った雰囲気となっています。どうぞお見逃しなく!

今日は人見元基・狛さんの展示風景をご紹介します。

人見さんは、木彫作家としては本名で活動する傍ら、根付作家・狛さんという顔も持っています。

人との関わりから生まれてくる物語を形にできればと木彫作品を作っているという人見さん。
動物と人間といったように、異なるものを合体させ、モチーフにすることが多いそうです。

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画像:人見元基『スクナの両面(彫刻)』2014年/樟/133×76×95㎝/

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動物の根付を作ることが多く、今までご自分の木彫作品の世界観を根付に取り入れることがなかったという人見さん。
今回初めて、自身のテーマである物語を根付で表現し、木彫と根付を同じ空間に展示しています。
くすのきの木彫で作られた世界が、堅い木や鹿の角を素材として、手のひらに収まるような大きさで表されています。

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画像:狛『スクナの両面(根付)』2016年/鹿角、べっ甲/7×3×3.5㎝/

また、当館所蔵の鈴木守一『雑画巻』をもとにした新作根付も展示しています!

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画像:狛 『仔犬 ~鈴木守一 雑画巻より~』2016年/鹿角、べっ甲/3.1×3.9×2.7㎝

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画像:鈴木守一『雑画巻』(部分)江戸時代(19世紀)/紙本淡彩/板橋区立美術館蔵  

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ぜひ展覧会でご覧ください。

【作家プロフィール】
人見元基・狛(ひとみ もとき・こま)
1985年島根県生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。
彫刻家・人見元基としての活動に、2009年個展「楽園」(GALLERY MoMo Ryogoku)、2012年「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ『里山アート動物園』」
根付作家・狛としての活動に、2014年「高円宮家所蔵 根付と宮中装束」(呉市立美術館)

【作家コメント】
日常の中で出会うことや劣等感から生まれる物語に形を与えるように木彫作品を作り続けている。江戸が生み出した粋の芸術、根付に出会い、制作しながらその魅力に触れ、多くの事を学んできた。木彫で取り上げたテーマを根付けで表現してみる。手のひらに現れる妄想の具現化。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
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2016.12.24

清塚紀子さん展示風景

お天気のいい週末、「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展にお越しになりませんか?
会期は年明け1月9日(月・祝)まで。閉幕まで今日を入れてあと10日になりました。どうぞお見逃しなく!

今日は清塚紀子さんの展示風景をご紹介します。
清塚さんは銅版画の作家です。
本展では、当館の所蔵品と、今年制作の新作を展示しています。

清塚さんは、作品に鉛箔を使うことが多くあります。
先日のトークイベントでは、鉛を使っている初期作品『私の記憶』(1976年)を作るに至ったエピソードが印象的でした。
モノ、素材に制作の発端があるという清塚さん。ある日アトリエでハガキくらいの銅版が割れたとき、絵になる魅力を感じて版にしたそうです。
それを耐水ペーパー(耐水の紙ヤスリ)に刷ってみたいと思ったのですが、耐水で刷れないので鉛に刷ることにたどりつきました。
鉛の物質感が映える『私の記憶』、実際にご覧ください。

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本展コミッショナーの深井隆さんは清塚さんの作品に琳派的な感覚があることを感じたといいます。
これまでは主に鉛箔を使ってきましたが、今回は初めて金箔を使った新作を出品しています。
画像の作品には銀箔を用いています。
作品に付けるコンデンサー(蓄電器)やチューブなどは、秋葉原の電気街でまとめ買いするそうです。

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エッチングの細かい線の表情や、黒の深み、箔の表情など、静謐な世界をぜひご覧ください。

【作家プロフィール】
1940年旧満州国奉天省生まれ、板橋区在住、東京藝術大学大学院美術研究科油絵専攻小磯教室修了。1968年「第32回新制作協会展」新作家賞受賞、1976年「第12回現代日本美術展」東京国立近代美術館賞受賞、2009年清塚ミュージアム(岐阜県)オープン

【作家コメント】
「私は私の記憶をとどめるように鉛の中に入れます。」かつて私はこう語り、作品の中に漂い留めた時間や制作する時間に思いを馳せた。江戸と現代をむすぶというこの展覧会で、私の作品は新たな記憶を重ねる。これまでは主に鉛箔を用いてきたが、今回は金箔を使った作品を試みるつもりだ。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
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2016.12.20

川島大幸さん展示風景

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展、開催中です!
今日は川島大幸さんの展示風景をご紹介します。

美術館の入り口でみなさまを出迎える、『Face on Mars』(2016年/石/60x90x60cm)。

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実はこの作品は別の作品に繋がります。

川島さんの作品は、美術館の1階、階段の踊り場にも展示され、たどりながら見ていくと展示室に導かれます。
展示室では石庭のようなインスタレーションが展開されています。

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画像:『太陽系第四惑星之庭』2016年/FRP、真空蒸着メッキ/サイズ可変

配置された大小の石はメタリックなオレンジ色をしていて、異質な存在感を放っています。
この作品は、SF小説が好きな少年だった川島さんが、火星と枯山水の組み合わせに可能性を見つけ制作したものです。
実際にある石を型取り、FRP(繊維強化プラスチック)に成型して、メッキを施しています。
オレンジ色はNASAが撮影した火星の色を基にしているそうです。
色と質感が変わることで、原型には自然石を使っているのにも関わらず隕石のような異世界を感じると川島さんは言います。

さらに『太陽系第四惑星之庭』の一部分には、美術館入り口の『Face on Mars』から型取ったところがあります。ぜひ展示室で探してみてください。

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『太陽系第四惑星之庭』の部屋は自然光が差し込むので、時間帯によって光が移り変わり、作品の表情も変わっていきます。
ぜひ枯山水と火星のイメージが結びついた「庭」で思索の時間を過ごしてみてください。

【作家プロフィール】
川島大幸(かわしま ひろゆき)
1987年静岡県生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻彫刻研究領域修了。2014年個展「川島大幸展」(ギャラリー現、東京)、2014年「東海さるく アーティスト・イン・レジデンス」(リバーパル五ヶ瀬川、宮崎)、2015年「石彫の現況2015」(長泉院附属現代彫刻美術館、東京)

【作家コメント】
私は、火星と枯山水の組み合わせに新たな可能性を見つけました。鑑賞者に想像・想起させることを促す枯山水と火星のイメージが結びつくことで、具体性を帯びた宇宙が出現します。また、遥かな時を想像することで、本作品から過去と現在、未来に思いを馳せることができるでしょう。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
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2016.12.18

ひよこ・たぬきアトリエ 私の住みたい、木のおうち

本日12月18日(日)はひよこ・たぬきアトリエ「私の住みたい、木のおうち」を行いました。

講師はただいま開催中の展覧会、「発信//板橋//2016」展のコミッショナーであり、彫刻家の深井隆さんです。
出品作家の白石顕子さんもお手伝いしてくださいました。

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多くの木彫作家が使っているという、くすのきに絵を描きます。
深井さんがおうちの形に切って準備してくださいました。
削ったばかりのくすのきの匂いをみんなで嗅いでみました。
昔から虫除けにも使われています。

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はじめにアクリル絵の具で屋根を好きな色に塗ります。
絵の具を塗ることが初めてのお子さんもいて楽しそうでした。

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屋根の絵の具が乾くのを待つ間、みんなで2階の展覧会を見ました。
展示されている深井隆さんの作品にもくすのきが使われています。
先生の作品を子どもたちもじっと見ていました。

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お部屋に戻っておうち作りの続きです。
ペンを使って細かく描きこんでいきます。
馬のおうちだったり、パーティーをしていたり、家族を描いたり、ほんとうに様々です。

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できあがったら1つのテーブルに並べます。

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最後にみんなで鑑賞会をしました。
おうちに飾って楽しんでくださいね。

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2016.12.16

白石顕子さん展示風景

「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展、開催中です!
今日は白石顕子さんの展示風景をご紹介します。

板橋区に生まれ育った白石さん、本展では集合住宅をモチーフにとした油絵を展示しています。
高島平や西台にある団地など板橋の風景に、江戸を含む様々な風景を重ねて描いています。

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画像:『手紙』2012~2016年/油彩、キャンバス/162×486cm

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『手紙』は現代の集合住宅に、江戸時代の長屋の屋根の形を組み合わせて描かれています。
少しずつ重ねられた油絵の筆致が印象的で、斜めから見ても表情が違って面白いです。
ここは白石さんご自身のおすすめ鑑賞地点です。

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画像:『日を重ねる』2012~2016年/油彩、キャンバス/162×648cm

当館所蔵の屏風、狩野尚信『富士見西行・大原御幸図屏風』を見て制作された『日を重ねる』。
左側は富士見西行図屏風の富士山と、板橋の自宅マンションから見える富士山のイメージを重ねて描かれています。「土地の長閑さを映すような余白は、東京にありながらも穏やかな板橋に似ていると思いました。」と白石さんは語ります。絵具を重ねられた余白の描写に注目です。
建物が描かれている右側は、お勤め先で日々押印する「出勤簿」の景色を意識して描かれたそうです。
1年分が1枚にまとまった出勤簿のマス目が印で埋められているのを眺めるのが好きだという白石さん。『日を重ねる』というタイトルはそんなところにも由来していそうです。
大きな画面に描かれた絵の具のマチエールの面白さを、展覧会で実際にご覧ください。

【作家プロフィール】
白石顕子(しらいし あきこ)
1980年東京都板橋区生まれ、板橋区在住、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了。2012年個展「レスポワール展」(銀座スルガ台画廊)、2013年個展(銀座スルガ台画廊)、2015年「昭和会展」(日動画廊、東京)

【作家コメント】
江戸屏風で気になったのは、狩野尚信の余白です。土地の長閑さを映すような余白は、東京にありながらも穏やかな板橋に似ていると思いました。また、板橋の団地や江戸を含む様々な風景を重ねて建物を描きました。自分がここにいることを理解する制作になり、絵はどことなく私に似たようです。

▼「発信//板橋//2016 江戸ー現代」展
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2016.12.10

根付の素材でアクセサリーをつくろう!

本日はワークショップ「根付の素材でアクセサリーをつくろう!」を行いました。
講師は、開催中の「発信//板橋//2016 江戸—現代」展の出品作家である人見元基・狛さんです。

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はじめに、根付についてわかりやすくレクチャーしていただきました。
江戸時代、和服には現代の洋服のようにポケットが無いので、根付は、男性の装身具である巾着・印籠・たばこ入れ等を帯に挟んで腰に下げて持ち歩くときに、留め具として使用されていました。
根付には、いくつか制約があります。
・手のひらにおさまるサイズであること
・細い部分などは折れてしまうのでまるいフォルムであること
・紐を通すための穴が2つあること
このような制約がある中で、驚くほど細密で多彩な表現が施されました。
明治時代以降は欧米の人々を中心に蒐集されたものも多く、海外からも高い評価も受けています。

そして、1970年代頃からは「現代根付」として素材やモチーフが多様化し、現代にいたるまで様々な表現がなされています。
まさに、江戸と現代を結ぶ美術品が根付です!

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(画像は人見さんの新作根付です!)

今日は、そんな根付の素材を使ってアクセサリーを作ります。
鹿の角や、ツゲ、黒檀、ピンクアイボリー、パープルハートといった木を使います。

はじめに、素材を切断します。

次に、切った素材を磨きます。

そしてアクセサリーとして使えるように穴をあけます。

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また、希望者には、江戸時代の根付にも使われていた「矢車染め(やしゃぞめ)」という技法も体験していただきました。
夜叉五倍子(やしゃぶし)の実からできる夜叉液で5〜10分ほど煮込むと深い黄色に染まります。
煮込む時間によって色の濃さが変わります。

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みなさん、思い描いたアクセサリーが出来上がったでしょうか?
ご参加頂きありがとうございました!
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