2016
イタリア・ボローニャ
国際絵本原画展

ボローニャ国際絵本原画展は、世界でも最大級の規模を誇る絵本原画コンクールとして知られ、記念すべき50回目となった2016年は、世界61か国より3,191点の応募があり、日本からの10人(組)を含む18か国77人(組)が入選しました。板橋区立美術館では、今年もその全入選作品を展示します。会期中には、絵本に関するさまざまなイベントも予定しています。

ボローニャ国際絵本原画展とは…

イタリアの古都ボローニャでは、毎春、児童書専門の見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」が開催されます。そこは、版権を売買するだけでなく、児童書の新たな企画を生み出す場として、世界中から多くの人が集まります。
1967年、このブックフェアにともなうイベントとして、子どもの本のイラストレーションを紹介する「ボローニャ国際絵本原画展」は始まりました。子どもの本のために描かれた作品(5枚一組)であれば誰でも応募できることから、新人イラストレーターの登竜門としても知られ、本展をきっかけに多くの絵本作家が生まれています。
本展の魅力は、実験的な試みを積極的に受け入れ、多様な絵本表現が見られることです。世界中から集まる多数の応募作品は、有名作家の作品も新人作家の作品も同じテーブルに並べられ審査されます。国籍の異なる5人の審査員は、毎年入れ替わります。

特別展示:ボローニャ展50年の歩み

1967年、ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアの会場で、子どもの本のイラストレーションを紹介する展覧会が初めて開催されました。この展覧会は翌年以降も毎年続けられ、1970年代にはコンペ形式となり、現在では国際的な絵本原画コンクールとして世界的に注目を集めるまでに成長しました。1978年からは、「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」として日本巡回が始まり、日本からの入選者も増えてゆきました。板橋区立美術館では1981年から始まって今年で36回目となり、毎夏の会期中にはイベントなどを通してイラストレーターたちが集う場となっています。
今年、ボローニャ展がイタリアでの開催50回目を迎えたことを記念して、日本巡回展においても特集展示を予定しています。世界情勢や生活環境が大きく変化したこの半世紀の間に、多くのイラストレーターを育て、世界の絵本にインパクトを与え続けてきたボローニャ展の歴史をふりかえります。


関連イベント

会期中に絵本に関するイベントを多数開催します。
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夏はぐるーっと絵本展めぐり

夏に絵本展を開催する他会場と共に入館料の相互割引を行います。
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長谷川町子美術館との相互割引

8月27日から当館で開催する「よりぬき長谷川町子展」を記念して、長谷川町子美術館と板橋区立美術館の2館で、夏の展覧会の入館料の相互割引をします。
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ボローニャ展 関連企画

都内各地のギャラリー・画廊で入選者などによる関連展示が行われます。
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ボローニャ展 巡回情報

板橋区立美術館(東京)
2016年7月2 日~8 月14 日

西宮市大谷記念美術館(兵庫県)
2016年8 月20 日~9 月25 日

四日市市立博物館(三重県)
2016年10 月1 日~10 月30 日

石川県七尾美術館
2016年11 月3 日~12 月11 日

長島美術館(鹿児島県)
2016年12 月17 日~2017 年1 月22 日


フィリップ・ジョルダーノ(イタリア)「ピヨピヨ」

チェ・ウンヨン(韓国)「おしゃべりなお月さま」

サラ・ハラーマーン(イラン)「カエル氏」

アンドレ・レトリア(ポルトガル)「世界で一番大きい花」

チェン・ヨウリン(台湾)「なにしにきたの?」

イラチェ・ロペス・デ・ムナイン(スペイン)「ナイル川をさがしたワニ」

ダニエーレ・カステッラーノ(イタリア)「隠れた動物の図鑑」

深山 まや(日本)「デイジー・サラ・ベスと夏至祭り」

ホワン・リンシン(台湾)「はだかの王様」