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内裏雛図(だいりびなず)狩野 章信(かのう あきのぶ)
周囲の見事な表具は「描表装」(かきびょうそう)で、まず布地の模様を描いた上に、さらに桃や山吹の花を描き、二重の描表装としている。「雛図」は別絹を添付。 伝統を重んじる幕府お抱え絵師・狩野派であるが、江戸時代後期には、章信のような面白い試みをする絵師も現れた。狩野章信(1765〜1826)は、永徳門人の祖酉から出た猿屋町代地狩野家を、壽石賢信より継いだが、父は宇多川徳元と思われる。素川、大玄斎と号し、外記と称す。寛政12(1800)年、30代半ばで早くも隠居し、花街での遊蕩を好み、吉原の老妓の門弟も多かったという。「素川風」と呼ばれる独自の画風を築いた。 KANO Akinobu 板橋区立美術館 ねっとび |
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