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2012年12月1日(土)〜2013年1月6日(日)
※ 12月17日に展示替えを行います

午前9:30〜午後5:00(入館は午後4:30まで)

月曜日(但し12/24は開館し、12/25は休館)、年末年始(12/29〜1/3)

一般600円
高・大生400円
小・中学生150円

20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり。毎週土曜日は、小・中・高校生は無料で観覧できます。

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主催:板橋区立美術館

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江戸文化シリーズ No.28
「我ら明清親衛隊」
〜大江戸に潜む中国ファン達の群像〜

 日本の美術は、歴史的に中国美術の影響を受けながら成立してきました。18世紀半ば、江戸時代半ばを過ぎると、中国から長崎を経由して大江戸に流入した明清(みんしん)の美術・文化が画家たちを改めて刺激し、新たな美術上の潮流を生みだします。その新潮流が、江戸に本格的な民間画壇を成立させる要因の一つとなりました。

 庶民向けの浮世絵版画の世界では、西洋の遠近法を取り入れた蘇州版画(そしゅうはんが)の風景表現により、遠近を強調した浮絵(うきえ)の発生が促されたと考えられます。ついで清の絵師・沈南蘋(しんなんぴん)が長崎に来舶し、これまでにない写実的な花鳥図を精緻な彩色で描いたことで、後に南蘋派(なんぴんは)と呼ばれる画風が江戸で大流行します。ここに版画ではなく肉筆画を主流とする民間画工が登場したのです。南蘋派の影響の大きさは、狩野派にも沈南蘋の作品を模写した例が見られることや、武家の藩主にも自ら南蘋風の絵を描くものが現れたことからもうかがわれます。さらに谷文晁とその一門は、明清の絵画を咀嚼し、江戸の好みに合わせた表現を模索しました。

 本展では、明清の美術に影響を受けて熱中した当時の様相を探り、いかに多くの絵師たちが中国美術に憧れていたかを概観します。江戸における明清絵画の親衛隊たちの知られざる活躍をご覧ください。

期間中展示替えあり

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