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2007年9月8日(土)〜10月21日(日)
※会期中、一部展示替えを行います。
前期 9月8日(土)〜9月30日(日)
後期 10月2日(火)〜10月21日(日)

午前9:30から午後5:00
(入館は午後4:30まで)

月曜日
ただし9/17、9/24、10/8は開館し、9/18、9/25、10/9休館

一般600円
高・大生400円
小・中学生150円
20名以上団体割引、65歳以上高齢者割引、身障者割引あり
毎週土曜は小中高生無料


江戸文化シリーズ23
谷文晁とその一門

 19世紀、幕末の江戸民間画壇の巨星・谷 文晁(1763〜1840)は、南画・写生画・水墨画など、日本・中国の様々な画法を見事に折衷し、独自の画風を築き上げました。

 また、文晁は多くの弟子を育て、幕府の御用絵師・狩野派一門に対し、江戸の民間の画壇で最大の流派となりました。当時の江戸画壇は、酒井抱一・葛飾北斎(注1)といった巨匠が活躍し、かつてない活況を呈していましたが、文晁もその中心的存在として君臨していました。

 当時の江戸民間画壇を考える上で、文晁、さらに文晁一門は避けて通ることのできない存在なのです。しかし、文晁個人の研究自体いまだ進んでいるとはいえず、ましてその門人たちに目を向けられることはありませんでした。

 本展は、この文晁一門に注目し、文晁画風が19世紀江戸画壇でどのように変遷し、影響を与えていったかの実体をつかむことを目的としています。文晁一門が幕末にどのような役割を果たしたのかを具体的に探るため、その弟子たちの作品を集めて展覧する初めての試みです。


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谷文晁 山水図襖

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谷幹々 江山探勝図





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遠坂文雍
水禽図








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大西圭斎
四季草花図



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渡辺崋山
福海図
 作品名形状
技法
制作年 所蔵先展示期間 ●
9/8
|
9/30
10/2
|
10/21
谷 文晁
1松下観瀑図紙本淡彩   
2秋江独釣図絹本墨画淡彩寛政5年(1793)   
3亀臺金母・湖山冬晴・夏山飛瀑図三幅対
絹本著色
寛政8年(1796)   
4筑嶺秋晴図紙本淡彩寛政9年(1797)  
5泉声松韻図絹本著色寛政11年(1799) 秋田市立
千秋美術館
6松渓訪友図絹本著色寛政12年(1800) 秋田市立
千秋美術館
7秋山高隠図絹本著色   
8虎図絹本著色  宮内庁
三の丸尚蔵館
 
9山水図紙本淡彩    
10米法山水図紙本墨画文化元年(1804)   
11鍾馗・山水図三幅対
絹本著色
文化9年(1812)   
12李白観瀑図紙本墨画  田原市博物館 
13日光二瀑真景図双幅
絹本著色
文化13年(1816)   
14離合山水図双幅
絹本墨画
文政元年9月(1818)   
15山水図襖四面
紙本著色
   
16武蔵野水月図絹本著色   
17牡丹に蝶図絹本著色文政8年(1825)   
18西遊画紀行帖一帖
紙本著色
   
19文晁一門十哲図絹本墨画文政4年(1821)   
20増山雪斎邸合作絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
 
谷 幹々
1山水図紙本淡彩  秋田市立
千秋美術館
2山水図紙本淡彩    
3江山探勝図絹本淡彩    
谷 舜英
1山水図絹本著色文政4年(1821)賛   
2雪松鳥図絹本墨画    
谷 文一
1柏樹若鷹図絹本著色享和3年(1803) 江戸民間書画美術館
渥美コレクション
 
2富士山図絹本淡彩文化元年(1804) 板橋区立美術館 
3山水図絹本著色  秋田市立
千秋美術館
 
4道成寺・嵐桜・霞桜図三幅対
絹本著色
    
5玉津嶋・明石浦・住吉浦図三幅対
絹本著色
    
6春猫図絹本淡彩    
谷 文二
1山水図紙本淡彩天保4年(1833)   
2山水図絹本著色    
3柳に白鷺図絹本著色  板橋区立美術館 
4玉兎黄蜀葵図絹本著色  秋田市立
千秋美術館
 
喜多武清
1孔門十哲のうち 顔回子淵図絹本著色文化13年(1816)重要文
化財
田原市博物館
2秋草図屏風二曲一隻
絹本著色
   
3鷹狩図絹本著色  秋田市立
千秋美術館
4嵐山春景図絹本著色弘化元年(1844)   
5涅槃図絹本著色  東京・中道院 
遠坂文雍
1文王猟渭陽図絹本著色嘉永3年(1850) 静嘉堂文庫美術館
2水禽図絹本著色  板橋区立美術館
3孔子・鶴亀山水図三幅対絹本著色 江戸民間書画美術館
渥美コレクション
金子金陵
1双鶏図絹本著色寛政7年(1795)   
2牡丹遊狗図絹本著色寛政12年(1800) 静嘉堂文庫美術館
3花鳥図絹本著色    
岡田閑林
1玉堂富貴孔雀小禽図絹本著色  財団法人
摘水軒記念文化振興財団
2玉堂富貴図絹本著色   
依田竹谷
1孔門十哲のうち 卜商子夏図絹本著色文化13年(1816)賛重要文
化財
田原市博物館
2柳に目白図絹本著色  世田谷区立
郷土資料館
大西圭斎
1雪中行旅図絹本淡彩文政2年(1819)   
2四季草花図絹本著色文政5年(1822)   
3蘆鷺図絹本墨画文政10年(1827)   
4松樹油蝉図絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
 
鏑木雲潭
1米元章壁書図絹本著色   
2雪中鴛鴦図絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
渡辺崋山
1福海図絹本墨画淡彩天保3年(1832)  
2桃花図扇面紙本著色天保6年(1835)  
佐竹永海
1寒渚双鴨図紙本淡彩  秋田市立
千秋美術館
2鍾馗と鬼碁打図紙本淡彩安政4年(1857) 世田谷区立
郷土資料館
3東方朔図絹本淡彩  世田谷区立
郷土資料館
鈴木鵞湖
1救蟻図絹本著色文久2年(1862) 千葉市美術館
2蓬莱山水図絹本著色文久元年(1861) 秋田市立
千秋美術館
目賀田介庵
1牡丹図絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
 
2百艸図絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
 
3蛍図絹本著色慶応2年(1866) 秋田市立
千秋美術館
大西椿年
1狂女図絹本著色  江戸民間書画美術館
渥美コレクション
2榊・狐・神馬図三幅対
絹本著色
天保15年(1844)  
3遊亀図絹本淡彩   
清水曲河
1謝安東山携妓図絹本著色文化2年(1805)  
立原杏所
1秋山獨歩図絹本著色   
2飛燕図絹本著色   
3花木図絹本著色   
鈴木芙蓉
1後赤壁図絹本淡彩    
2諸■武侯図
(注1)
絹本著色寛政8年(1796)   
大岡雲峰
1山水図絹本著色天保6年(1835) 江戸民間書画美術館
渥美コレクション
谷 文晁
1東都時名画帖二帖
絹本著色・墨画
  宮内庁
三の丸尚蔵館


(注1)
「葛飾北斎」の葛と、 「鈴木芙蓉 諸■武侯図」の漢字■は、 です。




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