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「これが板橋の狩野派だ!」
展示のようす


「これが板橋の狩野派だ!」は、6月25日をもちまして終了いたしました。 御陰様でたくさんの皆様にご来館いただき、御礼申し上げます。

さて先日、中央区のNさんより、楽しい展覧会鑑賞記をいただきました。 こんなふうに展覧会を見ていただけるのは、当館としてもうれしいかぎりです。 そこでNさんのご了承を得て、展示風景と共に、ここに紹介させていただきます。

展覧会には来られなかったという方も、このページを見ていただければ、 雰囲気を感じていただけることでしょう。 また皆さまのご意見・ご感想もぜひお寄せください。お待ちしております!

今年の秋、当館では 「お殿様の遊芸 〜楽しみながら描いてみむ〜」「戸方庵コレクション名品展」 と、楽しい古美術展が目白押しです。
皆さまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

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「老人の独り言」〜Nさんのお手紙より〜

河鍋暁斎が出ているとの噂を聞いて、板橋区立美術館へ行った。
「これが板橋の狩野派だ!」
都営地下鉄西高島平迄片道380円(一日券600円の方が安い)を払い、駅から20分高速道路の縁を歩いてやっと美術館が現れる。
が、その内容は補って余りあるモノ。

入ると正面に「暁斎」の龍虎図屏風が鎮座している。
ユニークなのはその展示方法。
部屋全体が畳敷きで数曲の屏風が裸で相対できる。
座布団まで出ていた。
どの位、その前で(座れないので)胡坐をかいていたろうか。

油絵は普通額装してあって、ガラスが入っているが、たまたま、ガラスがないのにお目に掛かると、えらく、儲かった気になる経験をお持ちの方も多いと思う。アレである。
座位の目高で屏風を見たのは、何十年ぶりだろうか、
ガラス越しと、これ程、インパクトに違いが有るとは
思いも及ばなかった。

帰ってあの衝撃はなんだったのかと、ぼんやりしていると思い出した。
茶席で思わぬ道具を拝見出来た時のあの至福感。あれだ、あれだ。
あの雰囲気に浸っているうち、今は屏風を「美術品」としか見ていないが、部屋の雰囲気を変えるのにも使えるし、ボロかくしにもなるという「屏風」本来の用途にも気づいた。

ああいう展示がどういうモノなのかを体験出来る良い機会なので是非一見をお勧めしたい。

追加
地下に以前の展覧会の図録が置いてある。日にちの経たのは安くしてある「お買い得」もある。

展覧会のページはこちら

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