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ひまわり
寺田 政明(てらだ まさあき)

板橋区立美術館 収蔵作品
油彩・キャンバス、72.2cm×90.3cm、1950年










 静かな繁みの中で、だれに見てもらうわけでもなく、大きなひまわりが咲いています。暗闇の中にも月光に照らされているような暖かさを感じるのは、寺田作品ならではの持ち味と言えるでしょう。
 寺田政明(1912〜1989)は明治45年福岡県に生まれました。幼少時の怪我が原因で足が不自由になりますが、絵画や文学に興味を持ち、絵の道を志すようになります。昭和12年の独立美術協会第7回展では、協会賞を受賞して一躍脚光を浴びました。「自然を追求することによって、不思議な世界を見いだし、未知の驚異と生きものの生命力をだいじにしてきました」と生前に政明が言ったとおり、彼の作品には自然への鋭い観察と情熱が滲み出ています。
 寺田政明は昭和22年から平成元年に亡くなるまで、板橋区にアトリエを構えて活動を行った、板橋区を代表する画家の一人でした。

TERADA Masaaki

板橋区立美術館 ねっとび




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