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白梅鶯・紅葉鹿図(はくばいうぐいす・こうようしかず)
酒井抱一(さかい ほういつ)

 酒井抱一(1761〜1828)は江戸後期の琳派の画家。姫路城主酒井忠仰の二男として生まれる。 狩野派、南蘋派、歌川派、さらに円山派、土佐派にわたる諸派の画風を学んだが、尾形光琳の作品に感銘し、その芸術の復興を志した。文化12(1815)年には光琳の百年忌を営むなど、数々の光琳顕彰を行う。抱一によって江戸に定着した琳派の系脈は、江戸琳派と呼称される。叙情性ゆたかな草花図を得意とした。
 この作品は画帖をはがしたものと思われ、白梅鶯図と紅葉鹿図で対をなすものである。色調を抑えた画面は、あくまでも写実を排し、塗抹的な筆致は平面性に徹している。 たおやかな気品を醸す愛すべき小品である。

SAKAI Houitsu

板橋区立美術館 収蔵作品
絹本著色、双幅、(各)23.0cm×22.6cm、江戸時代



板橋区立美術館 ねっとび




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