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板橋区立美術館 収蔵作品
絹本着色、122.1cm×49.2cm
幕末から明治時代
浮世美人図(うきよびじんず)
池田孤村(いけだ こそん)

 池田孤村は酒井抱一に学んだ画家で、江戸琳派の花鳥画を多く描いた。本図はそうした孤村には珍しい浮世絵風俗画で、画中の落款には、この絵が江戸初期の有名な風俗画かであった岩佐勝重の作品にならったものであることが書きとめてある。読書や双六、三味線に興じる芸妓たちの背景には、孤村得意のたらし込み技法を使った琳派風の草花図屏風が、画中画として描かれていて、風俗画と草花画の両方が一枚の絵で楽しめる趣向となっている。
IKEDA Koson

板橋区立美術館 ねっとび


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