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板橋区立美術館 収蔵作品
絹本著色、109.7cm×43.2cm、江戸時代
双鶴春秋花卉図(そうかくしゅんじゅうかきず)
鈴木其一(すずき きいつ)

 鈴木其一は江戸時代後期の画家で、江戸に淋派という装飾画の様式を広めた酒井抱一の門人です。その鋭い造形感覚は、近代画を先取りするものとして異彩を放っています。この作品は、実際には三幅対の左幅になり、中は二羽の鶴、右は白梅に牡丹(ぼたん)を描いていますが、その足元には、右幅にタンポポとスミレを、左幅に露草とオオバコを配して、愛らしさを添えています。また、淋派の花シリーズの第3集として、1993年9月16日に発売された62円切手のデザインには、この作品の紅白のキクの部分が使われました。
SUZUKI Kiitsu

板橋区立美術館 ねっとび


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