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2018.04.16

東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村展 終了しました

昨日4月15日(日)をもちまして「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展は終了いたしました。
多くのお客様にご来館いただきました。
ありがとうございました。

板橋区立美術館は本日4月16日(月)より改修工事のため、約1年間休館します。
休館中の活動については詳細が決まり次第、ホームページなどでお知らせします。

毎年夏に開催している「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」は、改修中の2018年は、
成増アートギャラリーに場所を移して開催します。くわしくはこちらをご覧ください。

2018.04.15

ひよこ・たぬきアトリエ 世界にひとつのウョウョニンギョウつくろぅ‼︎

本日ひよこ・たぬきアトリエ「世界にひとつのウョウョニンギョウつくろぅ‼︎」を行いました。
講師は美術家のスサイタカコさんです。
教室では、スサイ先生作のかわいいお人形たちが子供たちをお出迎えしてくれました。
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今日は持参してもらった古着や靴下を使って、世界に1つだけのオリジナル人形を作ります。
まず同じ形に切り取った布を2枚用意し、それを縫い付けたり糊で貼り付けて袋状にします。
そこへ綿などの詰め物すると、お人形らしくなってきました。
あとはカラフルなビーズやボタン、毛糸などで飾り付けです!
さて、どんなウョウョニンギョウができるのでしょうか…?
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ウョウョニンギョウが完成したあと、みんなでお披露目会をしました。
古着や靴下が素敵なお人形になりました!
ぜひおうちでも作ってみてくださいね。
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2018.04.15

皇后陛下美智子さまご来館

14日(土)の夕方に皇后陛下美智子さまが開催中の展覧会「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展にご来館下さいました。
展示室では、展覧会担当学芸員らの御説明で、池袋や落合、沖縄のアトリエ村の画家たちの作品を丁寧にご覧下さいました。
板橋区立美術館には、今回で6回目のご行啓でした。

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2018.04.15

講演会「時空を横断する画家たち 東京⇆沖縄、1930年代から70年代へ」

「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展開催中です。
4月14日(土)、講演会「時空を横断する画家たち 東京⇆沖縄、1930年代から70年代へ」を行いました。
講師は小沢節子氏(近現代史研究者)です。
東京と沖縄の画家たちについて、それぞれの作品の時代背景に注目しながらお話頂きました。
お話は間に小さな1節を含んだ3部構成で
PART1では「20世紀検証シリーズ」は何を明らかにしてきたのか
と題して、当館のここ10年の企画展示の総括をしていただきました。

そのうえで今回の展示でご紹介した新しい視点「落合・目白の文化村」についてお話頂きました。
目白・落合一帯は丘陵地であり、1920年代に高級住宅街として整備されました。
それに対し池袋は湿地帯であり、宅地には向かない地域でした。そこで家主たちはアトリエ付きの住宅長屋を建設し、池袋には画家や画学生が集まるようになりました。今回の展覧会出品作では佐伯祐三や松本竣介の作品が該当します。
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1930年代の池袋モンパルナスでは、現実の不安や戦争への予感をシュルレアリスムという手法で表現しました。
しかし戦時中にはシュルレアリスムは弾圧され、画家たちは西洋の古典絵画に回帰した作品を描きました。この時期に描かれた作品は、西洋の古典絵画という過去につながる、「逆説的な豊かさ」をもっていたそうです。

ふたつの章の間のお話として、今回の展示でご紹介した「描かれた沖縄」についても触れていただきました。
1930年代、東京から沖縄への航路が時間短縮されると、東京の画家たちは沖縄を訪れ、沖縄の人物や風景を描きました。
中でも沖縄の遊郭・辻の女性たちは、戦争によって失われた沖縄の象徴としてたびたび作品のモティーフになったそうです。
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PART2では「沖縄・ニシムイの戦後美術―展示された作品から」と題して、ニシムイの時代と作品についてご紹介いただきました。
戦後アメリカの占領下にあった日本ですが、本土にあった池袋モンパルナスの画家たちと、沖縄のニシムイ美術村の画家達の作風は大きく違うものでした。
名渡山愛順、安次嶺金正、安谷屋正義といったニシムイの画家と、池袋モンパルナスに暮らした丸木位里・俊、そして山下菊二の作品をつなげて新たな視点を提示していただきました。
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東京と沖縄、戦前と戦後という、地域や時代を超えて画家たちがどのような作品を描いたのかをお話頂きました。
ご来場頂きました皆様、ありがとうございました。(聴講107名)

本展覧会も、いよいよ本日が最終日となりました!
皆様のお越しをお待ちしております。

2018.04.14

5月6日、休館中にスペシャルイベント開催の予定です

板橋区立美術館は4月16日から改修工事のため休館しますが、
5月6日(日)に、休館中の美術館を使ったイベントを開催する予定です。
これまでの当館の活動をポスターなどで振り返りつつ、アーテイストの丸山常生さんによるパフォーマンスなども予定しています。
くわしくは決まり次第HPでお知らせします。

2018.04.10

「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」2回目

4月8日(日)、現在開催中の「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展にちなんだ鑑賞講座「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」2回目を行いました。(参加者19名)
講師はアトリエ村資料室代表の本田晴彦氏と当館学芸員の弘中智子です。

当日はお天気に恵まれ、絶好の散策日和となりました!
今回訪問したアトリエをいくつかご紹介いたします。

こちらはさくらが丘パルテノンにあるアトリエです。
このアトリエは1936(昭和11)年に建てられたもので、さくらが丘アトリエ村でも最初期にできました。元住人の方は1945(昭和20)年にこちらのアトリエに入居し、つい最近亡くなるまで住んでおられました。
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次に訪ねたのは佐伯祐三アトリエ記念館です。
佐伯祐三は1921(大正10)年にこのアトリエを建てました。佐伯はここに住んだ数年間のうちに「落合風景」と呼ばれる作品を制作しています。
アトリエの入口には佐伯のパネルが置いてあり、一緒に写真を撮ることができます!お部屋の中では佐伯祐三と妻・米子を紹介するビデオなどを見ることもでき、皆さまじっくりと観覧されていました。
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開催中の「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」も残り6日間となりました。
皆さまのご来館をお待ちしております!

2018.04.07

「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」1回目

本日、開催中の展覧会「東京⇆沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村」展にちなんだ鑑賞講座「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」の1回目を行いました。(参加者19名)
講師は当館学芸員の弘中智子です。

池袋や落合、沖縄の首里にあったアトリエ村について、画家の作品や資料などをもとにお話します。
まずは池袋モンパルナスについてです。
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写真からは板張りの長屋から作品を搬出している様子がうかがえます。
靉光や寺田政明、沖縄の南風原朝光など、様々な画家が池袋のアトリエ付き住宅で暮らしていました。

落合もまた、芸術家や研究者などが住み、文化的な雰囲気が醸成されていました。
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それぞれの作家の作品を紹介しつつ、アトリエ村の違いなどについてもお話しました。

戦後になると池袋や落合のアトリエ村にいた沖縄出身の画家たちが、ニシムイ美術村を作ります。
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ニシムイの画家たちの作品や建物の様子、米兵との関係などをお話しました。

明日は第2回目を開催します。
実際にアトリエ村のあった場所を歩き、普段は公開されていないアトリエを訪れます。
お楽しみに!