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2017.11.26

ひよこ・たぬきアトリエ ゾウを描こう

タラブックス展のオープンを記念して、タラブックスのギータ・ウォルフさんとV・ギータさんのお2人を講師に、ひよこ・たぬきアトリエ「ゾウを描こう」を開催しました。

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インドと言えば、ゾウ!
たくさんのゾウの絵が飾られた会場で、子どもたちも大好きなゾウをそれぞれの方法で描きました。

最初に2人のギータさんからの「ゾウってどんな動物?」「何を食べるの?」といった質問に答えながら、ウォーミングアップしました。
スライドで、インド各地の部族のアーティストが描いたゾウの絵を見せると、いろんな感想が出てきました。
「どうしてシマシマ模様なんだろう」「ゾウに見えない」など….

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ギータさんたちは、長い鼻、大きな耳、4本の脚などの特徴があればゾウだってわかるから、あとはみんなの好きなように描いてね、と言ってくれました。
どんなゾウの絵ができるのでしょうか・・・

最初にインドの2つの部族のゾウの絵が薄く印刷されている紙を使って、好きな色や模様を加えました。
さらに、白い紙にオリジナルのゾウを描いた子もいて、カラフルでたのしいゾウがたくさん出来上がりました!

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今回のひよこたぬきアトリエの会場に飾られたたくさんのゾウの絵は、2013年に当館で開催したイラストレーター向けの講座「夏のアトリエ」の参加者たちによるものです。この「夏のアトリエ」は、ギータ・ウォルフさんが講師をつとめ、講座終了後もギータさんは参加者と絵本作りを進めています。すでに3冊の絵本が刊行されたほか、現在進行中のプロジェクトもあります。今回、「夏のアトリエ」の参加者たちが再び集まって、本展のためにさまざなな協力をしてくれました。
今日のひよこたぬきアトリエの通訳を務めてくださった齋藤名穂さんもその一人。そのほか多くの元参加者のみなさんが手伝ってくださいました。ありがとうございました!

2017.11.26

タラブックス展オープン記念トーク

タラブックスは2人のインド人女性、ギータ・ウォルフさんとV・ギータさんを中心に運営している出版社です。南インドのチェンナイを本拠地として、編集者、画家、作家、デザイナー、製作者たちがチームになって本作りをしています。おふたりは、チェンナイで女性運動にかかわっていたところから知り合ったそうです。タラブックスは1994年に設立し、これまでにとても幅広い本を出版してきました。

本展のためにギータ・ウォルフさんとV・ギータさんがインドから来日してくださり、初日の午後にはオープン記念トーク「タラブックスの本づくり―出版社ができること」を開催しました。
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まずギータ・ウォルフさんが、インド各地のアーテイストとの協働作業で大切にしていること、絵本作りにおいて気を付けていることなど、タラブックスの活動についてお話しくださいました。
次に、V・ギータさんが今回の展覧会の準備について発表してくれました。展覧会づくりのプロセスは、タラブックスにとっても、とても刺激になったそうです。本展の最初に紹介している「タラブックスの歴史を刻んだ本」についても詳しく解説してくださいました。
その後、少し長めに質疑応答の時間をつくりました。民俗画家たちの技法について、絵本の絵とテキストについて、さまざまな質問があり、お2人それぞれが丁寧にお答えくださいました。
そして最後に当館副館長の松岡からタラブックスの今後についてうかがったところ、お二人ともやりたいことがいっぱいあると言いながら、いくつかのプロジェクトについてお話くださいました。
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本イベントには、事前申込でたくさんの方にお申込みいただきました。ご参加ありがとうございました。

本展は、タラブックスと板橋区立美術館の10年近くにわたる関係から生まれたものです。2013年にはギータ・ウォルフさんは当館のワークショップの講師を務めてくださったこともあります。さらに展覧会の準備にはV・ギータさんに大変な尽力をいただきました。画家やデザイナーたちと話し合いを重ねて生み出されるタラブックスの本のように、本展もタラブックスと美術館で一緒に作り上げました。本展ではタラブックスの歴史や本作りにおける考え方をご覧いただきますが、今後の活動にも注目してください!(参加者122名)

2017.11.26

タラブックス展オープン!

11月25日より「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」が始まりました。
朝からたくさんの方にご来館いただき、にぎやかなオープンとなりました。
タラブックス草創期の絵本から今年刊行したばかりの絵本まで、代表的な約50冊を取り上げて、原画、資料などとともにご紹介しています。
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『夜の木』や『水の生きもの』など、日本でも人気の作品の原画もご覧いただけます。
さらに、ハンドメイド本の制作風景やインタビューなどたくさんの映像も用意しています。
タラブックスの本作りをじっくり味わってください。

最初の土日はいいお天気に恵まれました。
本展は来年1月8日までです。みなさまのご来館をお待ちしております。

2017.11.23

「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展 準備風景

いよいよ11月25日(土)から「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展を開催します!

ただいま展示準備中です。

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南インド・チェンナイの出版社「タラブックス」。1994 年に設立され、ギータ・ウォルフとV・ギータという二人のインド人女性が中心となって活動しています。
本展は、タラブックスの本づくりの全容を伝える初の展覧会です。ハンドメイド本を中心に、本や原画、さらには写真やメイキング映像など約300点の資料を通じて、その魅力をたっぷりとご覧いただきます。

また、本展の会期限定で、手づくりのパンやお菓子が自慢のカフェがオープンします。
併設のブックショップでは、タラブックスの日本語版や英語版の本のほか、タラブックス製のノートやカードなどを販売します。

講演会などイベントも盛りだくさん。
展覧会について詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/2017-exhibition/ex171125.html

2017.11.12

「区民文化祭」本日終了しました

「区民文化祭」は本日11月12日(日)をもって終了いたしました。
ご来館いただきありがとうございました。

板橋区立美術館は11月13日(月)から11月24日(金)まで展示替えのため休館し、11月25日(土)から2018年1月8日(月・祝)まで「世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦」展を開催いたします。

展覧会について詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/2017-exhibition/ex171125.html

2017.11.08

江戸の美術を行って見る第3回目

11月5日(日)に鑑賞講座「江戸の美術を行って見る」の第3回目を行いました。
今回は静嘉堂文庫美術館の庭園一部と「あこがれの明清絵画~日本が愛した中国絵画の名品たち~」展の見学をしました。
講師は学芸員の山田正樹氏と、河野元昭館長です。

まずは、三菱の2代目社長の岩﨑彌之助、小彌太父子によって設立された静嘉堂についてご説明いただきました。
静嘉堂では、国宝7点、重要文化財84点を含む、
およそ20万冊の古典籍と6,500点の東洋古美術品を収蔵しています。

庭園内にあるこちらの廟は、イギリス人建築家、ジョサイア・コンドルの設計によるもので、明治43年(1910)に建てられました。
正面の扉には、中国の孝行話である「二十四孝」が表現されています。

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次に、室内で「饒舌館長」こと河野元昭館長に今回の展覧会の見どころをレクチャーして頂きました。
静嘉堂の明清書画は、明治の半ば頃に彌之助が蒐集したものが多く、古渡りが多いそうです。
今回の展示では、日本人が愛し日本人の絵師が影響を受けた、「日本目線」の明清絵画が展示されています。
河野館長のなめらかなお話ぶりに、参加者の皆さんも引き込まれている様子です。
猫好きを自称する河野館長、写実的にねこを描いた沈南蘋の名品「老圃秋容図」の解説には、特に力がこもっていらっしゃいました。

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展示室では、講義で学習した作品を実際にじっくり鑑賞しました。
中国絵画と日本人絵師による模写が比較できるように展示されていたので、明清の絵画に日本における受容を実感することができました。
静嘉堂の誇る名品がずらりで、見逃せない展覧会です。

「あこがれの明清絵画~日本が愛した中国絵画の名品たち~」展は、12月17日(日)まで。
また、この企画は泉屋博古館「典雅と奇想―明末清初の中国名画展」(東京・六本木、~12月10日(日))との連携企画だそうです。
こちらもあわせて鑑賞したいですね!