BLOG - 最近の投稿 BLOG - 過去の投稿
2017.07.30

おしゃれ総復習

スティーヴン先生のファッションが毎日たのしみ、という参加者も多かったようです。
今日の講演会までの6日間にわたる先生のファッションを振り返りましょう。

夏のアトリエ1日目。
P_20170725_174205

夏のアトリエ2日目。
IMG_0969

夏のアトリエ3日目。この日はジャケットもオレンジでした。
IMG_0005

夏のアトリエ4日目。山本まもるさんと。
IMG_0111

夏のアトリエ5日目。山本さんとのツーショットは恒例となりました。この日も、見えないけれど靴下はオレンジと紺色のボーダーです。
IMG_0146

6日目、講演会。目の覚めるようなオレンジ色の組み合わせ。差し色は青。
頭の上に載っているのはみかん。たまたま置いてあったみかんをコーディネートに含めてしまうユーモアのセンスもさすがです。
IMG_0417

スティーヴンさんは毎日完璧なコーディネート。ファッションでも私たちを楽しませてくれました。
ありがとうございました!

2017.07.30

スティーヴン・グアルナッチャさん講演会

昨日までの「夏のアトリエ」の講師を務めたスティーヴン・グアルナッチャさんによる講演会を開催しました。通訳は引き続き森泉文美さんです。お二人揃って鮮やかなオレンジ色の衣装でお越しくださいました。
IMG_0425 IMG_0442

夏のアトリエの間、スティーヴンさんはほとんど自分の制作や作品についてはお話しませんでした。指導の際に、参加者それぞれの個性を伸ばすために自分のスタイルや好みを持ち込まないようにするというのは、教師という立場で長く仕事をしてきたスティーヴンさんらしいやり方だったのかもしれません。今日は、「夏のアトリエ」やボローニャ展の審査についてのお話もありましたが、ようやくご自身の話をうかがうことができました。

スティーヴンさんは、「コレクションする」というのが趣味なのだそうです。毎日身につけているすてきなネクタイもスティーヴンさんのコレクションですし、日本に到着した当日から骨董市を訪れてお買い物したそうです。今日のお話では、コレクションということを通して、自身について語ってくださいました。

博識なスティーヴンさん、コレクションもあらゆるものに及びます。目にしたもの、集めたものが、制作につながることも多いようです。そして、コレクションを眺めてみると、自身の好みも見えてくるとのこと。だからこそ、何を見るか、ということはちゃんと意識するべきだ、ともおっしゃっていました。
昨日までベルリンで開催されていたスティーヴンさんの個展「Fatherland」も、コレクションから自身のお父さんのことが想起され、展覧会の形に結実したのだそうです。

最後には、会場からの質問にも実に丁寧に答えてくれました。時間内に答えきれない質問には「講演会後にまた声をかけてください」と。ひとりひとりの声にじっくりと耳を傾ける姿勢は、ボローニャ展の審査でも、「夏のアトリエ」でも、同じでした。
IMG_0423

「夏のアトリエ」参加者たちも何人も駆けつけてくれて、満員の会場となりました。ご参加ありがとうございました。(聴講約100名)

2017.07.30

夏のアトリエ 5日目

夏のアトリエ、最終日です。午前中は必死の制作が続きます。
蒸し暑くてみなさん疲れもピーク。それでも、家で夜中まで制作していた参加者や、お昼ごはんを抜いて制作を続けた人も・・・
IMG_0170 IMG_0175
IMG_0177 IMG_0190

13時半、制作終了。片付けて、会場のセッティングを変えてプレゼンテーションの準備にとりかかります。何をどんなふうに展示するか、言葉でどのように説明するか、ということを考えるのも大切です。スティーヴン先生は視覚的なプレゼンとともに、ひとり5つの文章を用意するように伝えました。
そして14時過ぎ、大きな円形に並べた机の上に原画やダミー、材料などを並べて、プレゼンテーションのはじまり。
IMG_0244

アイティアも技法もプレゼンテーションの仕方も、それぞれ個性的です。5つの文章で、端的に、簡潔に、自分のプロジェクトを説明するというのは難しかったようですが、この5日間、「本ででなければならない本」というテーマをもとに、仲間たちがどんな取り組みをしたのか、一緒に聞くのはとても興味深いものです。
IMG_0318 IMG_0227

プレゼンが終わったところで、スティーヴン先生が用意した荘厳な音楽をBGMに、修了証の授与式となりました。修了証は、先生のオリジナル。板橋とグアルナッチャを合わせた造語「Itabaccia(イタバッッチャ)」というタイトルで、自身のサインと参加者の名前が1枚1枚に書き込まれています。アイディアをふりしぼり、ハードに制作した凝縮した時間を終え、みんな晴れやかな表情!とっても大変だったのに、みなさんが口々に「楽しかった」と言ってくれたのが印象的でした。
DSCN9075

最後に、スティーヴン先生はひとりひとりの作品にコメントをしてくれました。
そして、みんなでこのアトリエを振り返りました。どんな点がよかったか、もっとこうした方が良かったところはどこか、時間をかけすぎたところはないか・・・。ワークショップというのは、一方的なものではなく、双方向的なものであり、一緒に作り上げていくものである、と語るスティーヴンさんならではの問いかけです。
スティーヴンさんにとっても、今回のアトリエから得たものはたくさんあったようです。自分のことを信頼してくれてありがとうという感謝の言葉とともに、みんなが今回取り組んだプロジェクトを今後さらにブラッシュアップして完成させたら、ぜひNYの自分のところにメールで知らせてほしいともおっしゃっていました。
IMG_0386

ワークショップの最後には、参加者からのサプライズ!スティーヴンさんの好きなネクタイと、森泉さんの好きなチョコレートの形をしたたくさんのカードには、参加者たちのメッセージが書かれていました。
IMG_0407

蒸し暑く夕立にもたたられた日々でしたが、参加者のみなさんとスティーヴンさんが、今回のアトリエでたくさんのものを持ち帰ってくれたなら、なによりです。そして森泉さんは連日朝から夕方までほとんど同時通訳!ほんとうにお疲れ様でした!

2017.07.28

おしゃれ対決

昨日に引き続き、今日もおしゃれな二人のツーショット。
スティーヴン先生も山本さんのファッションを毎日チェックしているようです。
IMG_0111
スティーヴン先生は、写真を撮るときには、ちゃんと白い壁の前に立ってくれます。
細かいチェックのジャケットとストライプのパンツの組み合わせもさすがですが、ジャケットの中に着ているベストがポイントです。

2017.07.28

夏のアトリエ 4日目

蒸し暑さがぶり返してきました。先生も、通訳の森泉さんも、参加者のみなさんも、だいぶ疲れが出てくるころです。
朝、スティーヴン先生からスケジュールについてお話がありました。予定では、明日の13時までに制作は終えて、 プレゼンテーションの前に全員の作品を机にならべて互いの作品を見る時間をつくります。言葉で説明しなくても展示することで伝わるようにするにはどうすればいいのか、ということも念頭に制作を進めなければなりません。

明日の締切が目前に迫り、昨日までの和やかな雰囲気から、切羽詰まった空気になってきました。参加者同士で情報交換したり、話したりするのはお昼休みくらい(スティーヴンさんも一緒にランチです)。今日はそれぞれが制作に集中しています。でも、スティーヴンさんによれば、この時間の制限が大事なのだそうです。
IMG_0048
IMG_0069 IMG_0063

お昼休憩の後、簡単なエクササイズをもう一つ。A4の白い1枚の紙に、それぞれ顔を描きます。白黒コピーにちゃんと写るように。明日、みんなの描いた顔を集めてみます。
IMG_0064

そして午後には、みんなでボローニャ国際絵本原画展も見ました。スティーヴンさんは、いくつかの作品を例にさまざまな観点からコメントしてくれましたが、それは、現在のイラストレーションの状況にもあてはまることだったり、この原画展の全体に関することだったり。一つの作品から読み取れることはいくらでもあるのかもしれません。多くの作品を見て、いくつものコンクールの審査員を務めてきたスティーヴンさんならではの、とても視野の広いお話を聞くことができました。
IMG_0091 IMG_0100

最後にスティーヴンさんは、ボローニャ国際絵本原画展の審査の特殊性にも言及しました。アメリカでは、多くのコンクールがWeb上でデジタル画像をみながらの審査となり、複数の審査員が集まって原画を直接見ながら審査をしていくボローニャ展のようなコンクールは、今日ではめずらしいものになってしまったのだそうです。
ボローニャ展は、さまざな視点をもった審査員たちが、徹底的に話し合い、相手の意見を聞き、自らの基準を広げたり変えたりしながら、イラストレーションの現況や今後の可能性を幅広く見せられるような作品を選んでゆくもので、この選考プロセス自体がとても貴重なものと言えます。その議論の様子は、展覧会場で上映しているドキュメンタリー映像の中でも少しご覧いただけます。(なお、この映像は、今回の通訳を務める森泉文美さんが制作しています)

2017.07.28

特別展示2 見て めくって 感じる 日本の絵本

今回の特別展示2は、今年のブックフェアで紹介されて評判を呼んだ、51冊の日本の絵本です。
IMG_0133 特別展示2にほんのえほん

昨年から今年にかけての日伊国交樹立150周年記念イベントの一環として、ボローニャのブックフェア会場で、日本の絵本や絵本文化を紹介するブースが出展されました。
ここで展示された51冊の絵本は、赤ちゃん絵本からノンフィクション絵本まで、日本語を知らない読者たちにも楽しめるという観点で選ばれたもので、会期中は多くの人たちでにぎわいました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA DSC01531

当館のボローニャ展で、これほどたくさんの日本の絵本が揃うことも珍しいかもしれません。
このコーナーは子どもから大人までいつも大人気です。みなさんゆっくりと、言語の壁を越えて伝わる新しい日本の絵本に見入っています。
DSCN9050

2017.07.27

おしゃれなスティーヴン先生2

今日もおしゃれなスティーヴン先生、オレンジと青でコーディネートです。
オレンジのジャケットを脱ぐと、オレンジ色のベルト!(ハンカチもオレンジでした)
ストライプのネクタイには「6」と書いてあります。
IMG_0003 IMG_0005

今年の入選者の山本まもるさんもアトリエに参加しています。ボローニャで会ったときから、スティーヴン先生はおしゃれな山本さんが着ている服のブランドを聞いたり興味津々でしたが、今日は一緒にパチリ。
DSC_0378
2人が持っているのは蛍光ペンです。おしゃれの一部なのでしょうか?

2017.07.27

夏のアトリエ 3日目

3日目です。
昨日の夕方から急に涼しくなりましたが、夏のアトリエ中日、制作も佳境に入ってきました。
朝、スティーヴンさんからは、何らかの制限のある制作についてお話がありました。
時間や素材など、出来ることと出来ないことを見極めて、5日目にはプレゼンテーションできるまでに仕上げるにはどうすればいいのか、考えながら制作しなければなりません。そのためにも、昨日までのアイデアを変えたい場合は、今日がラストチャンスだということです。

午前中は、絵の伝言ゲームです。最初の人が描いた絵を、次の人が15秒間だけ見て同じように描く、というのを22人で続けます。今回はメガネと鉛筆というとてもシンプルな2つの絵で始まりました。ちょっとづつ変化していく部分もあれば、突然大きく変わってしまうこともあったり、なぜか新たな要素が加わったり。一枚ずつスティーヴンさんの細かな分析を加えながら見てゆくと、簡単なゲームなのにとても興味深いポイントがたくさんありました。
IMG_1002 IMG_1016
IMG_1019 IMG_1020

ゲームが終わったら、もうお昼が近い時間になっていました。あとは各自の制作と相談、スティーヴンさんとの個人面談です。
IMG_0039 IMG_0034

参加者たちも、仲間が制作している作品を見て回ったり、これまでのファイルを見せ合ったり、会場の雰囲気も和気あいあいとしています。
とはいえ、制作に残された時間はだんだん減ってきました。みなさん真剣です!

2017.07.27

特別展示1 フアン・パロミノ

今年のボローニャ展の特別展示は、昨年「ボローニャ・SM出版賞」を受賞した、メキシコの絵本作家フアン・パロミノ(Juan Palomino)。
春のブックフェアで発表された新作絵本『はじまりの前に』(Antes del primer día)の原画17点を紹介しています。
antesdelprimerdia-small

世界や人間の創造についてのマヤの神話をもとにした壮大なお話に合わせ、どれも迫力ある画面です。
本作品についてパロミノ自身が語る短い映像と、出版された絵本も一緒に展示しています。
IMG_0632

「ボローニャ・SM出版賞」は、ボローニャ展入選者の中から35歳以下を対象に選ばれます。これまでに受賞したのは、フィリップ・ジョルダーノ、ペイジ・チュー、イッツ・レイニング・エレファント、刀根里衣、カタリーナ・ソブラル、ローラ・カーリン。いずれも実力のある作家たちで、受賞後も大変な活躍ぶりです。フアン・パロミノもすでに活躍めざましい作家ですが、今後ますます注目です。

2017.07.26

夏のアトリエ 2日目

朝から土砂降りの雨ですが、ワークショップは今日も静かに熱く始まりました。
スティーヴンさんは、朝、ご本人の好きな蚤の市の話をしたり、お昼前には再びご自身の絵本コレクションから何冊かを映像で見せてくれたりしましたが、今日は各自の制作を進めます。まだアイデアの固まっていない参加者や少し悩んでいる人には、スティーヴンさんが丁寧に相談に乗ってくれます。
IMG_0993

その合間には、参加者たちの個人面談。ファイルをやダミー本などこれまでに制作した作品をまとめてスティーヴンさんに見てもらいます。長年教職を務めるスティーヴンさんは、一方的に話すのではなく、参加者たちに慎重に質問をして、本人の考えをしっかり確認しながら問題点を見つけ、今後にむけてアドバイスをします。自身も作家でありながら、スタイルもキャリアもさまざまなイラストレーターたちに的確で温かな言葉をかけてくれます。
IMG_0976

ワークショップ会場では、みんな黙々と作品制作に励んでいます。
ストーリーボードを書いたり、紙を折ったりめくったり、あるいはいろいろな素材を試したり。
IMG_0981 IMG_0980
IMG_0985 IMG_0986

今回のテーマに合うものを並べた「学級文庫」の周りに集まる参加者たちも。
IMG_0983

先生や、いろいろな絵本や、仲間たちから刺激を受けながら、制作を進めているようです。