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2017.03.30

4月8日より 館蔵品展「絵画は告発する / 特別展示 板橋の日本画」

次回の展覧会、館蔵品展「絵画は告発する / 特別展示 板橋の日本画」は4月8日(土)から始まります。

当館のコレクションに加え、近年寄贈、寄託された井上長三郎、山下菊二の作品を中心に、戦中・戦後の日本の社会や事件をテーマにした作品をご紹介いたします。
時代と対峙した彼らの作品は、私たちに社会問題を告発するかのように訴えかけてきます。

今回は「板橋の日本画」と題して当館が所蔵する平山郁夫、佐藤太清をはじめとする日本画家の作品も特別展示いたします。

観覧は無料です。

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また、会期中にはさまざまなイベントを行います。
展覧会初日の4月8日(土)には、14時よりギャラリートークがあります。

●記念講演会
6月10日(土)「絵画に託されたメッセージを読み解く」 
講師=大谷省吾氏(東京国立近代美術館美術課長)
当館1階講義室にて、14:00〜15:30。申込不要、聴講無料、先着100名、
当日会場へ直接お集まりください。

●ギャラリートーク
展示作家、作品について担当学芸員がお話しします。
日程:4月8日(土)、5月6日(土)
いずれも14:00より50分程度、参加無料、当日2階展示室ロビーへ直接お集まりください。

●親子でたのしむギャラリートーク 
絵の中に描かれたモノや形に注目して、担当学芸員が参加者とお話をしながら作品を鑑賞します。
日程:4月15日(土)
10:00より30分程度、参加無料、当日展示室ロビーへ直接お集まりください。

▼館蔵品展「絵画は告発する / 特別展示 板橋の日本画」
会  期:2017年4月8日(土)〜6月18日(日)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:月曜日
観覧無料

どうぞお楽しみに!

2017.03.26

長崎版画と異国の面影展 本日終了しました

「長崎版画と異国の面影」展は本日3月26日(日)をもって終了いたしました。
ご来館いただきありがとうございました。

板橋区立美術館は3月27日(月)〜4月7日(金)まで展示替えのため休館し、4月8日(土)〜6月18日(日)まで「館蔵品展 絵画は告発する/特別展示 板橋の日本画」展を開催いたします。
コレクションの中から社会や事件をテーマにした作品を紹介し、画家たちによる告発を読み解きます。
また「板橋の日本画」と題して当館が所蔵する日本画家の作品を特別展示いたします。

詳しくはこちら

2017.03.26

ひよこ・たぬきアトリエ アルミホイルでかんたん版画をつくろう!

本日3月26日(日)はひよこ・たぬきアトリエ「アルミホイルでかんたん版画をつくろう!」を行いました。

講師は版画家の吉永晴彦さんです。
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アルミホイルに絵を描いて、簡単なリトグラフ版画をしました。
リトグラフは、版面を油性インクを引きつける部分と水分を保つ部分に化学的処理で分離し、水と油の反発作用を利用してプレス機により刷る版画です。
版面に直接描いた絵を、ほぼそのまま紙に刷りとることができます。

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板に貼ったアルミホイルに、好きな絵をダーマトグラフ(油性の色鉛筆)で描きます。
絵は反転するので、文字は鏡文字で描きます。

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その上からSK液という液を刷毛で全面に塗って、20分ほど置きます。

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みんな思い思いの絵を描きました。
手の脂にも反応するので、手形や指紋をつけた人もいました。

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20分経ったら、プリントクリーナーで表面を拭いたあと、水で液を洗い落とし、ローラーで好きな色のインクを盛ります。
ダーマトグラフで描いた部分だけにインクが盛られます。

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版に画用紙を重ねてプレス機で刷ります!
刷り上がりにわくわくしました。

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初めての版画はどうだったでしょうか。
おうちに飾ってみてくださいね。

2017.03.20

記念講演会「長崎版画入門」

本日3月20日(月・祝)に現在開催中の長崎版画展の記念講演会を行いました。
講師は板橋区立美術館学芸員の植松有希です。「長崎版画入門」というテーマで講演しました。
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入門編ということで、
・長崎というまち
・長崎版画とは?
・個性豊かな版元
・長崎版画に魅せられた人々
という4つのトピックを中心にお話ししました。

江戸時代に版行された地図や長崎港が描かれている版画と、現在の長崎の写真をともに見比べます。
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また、長崎版画を語る上では江戸時代の長崎や日本の対外関係の話は欠かせません。
まずは長崎の歴史から振り返りました。

さらに長崎版画について、種類や技法、長崎版画と同様に地方で制作された版画についても少しお話ししました。
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長崎版画は版元が制作から販売まで一貫して手掛けていました。
その版元それぞれが持つ特徴をお話しします。
参加された方にどの版元が好きか聞いてみたところ、文錦堂が好きという方が1番多かったです。
ちなみに、この文錦堂の2代目店主が描いた肉筆画も今回展示しています。

最後に長崎版画を蒐集し、研究してきたコレクターのお話です。
彼らにとって長崎版画の魅力はどのようなものだったのでしょうか。
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この展覧会によって多くの人が長崎版画と出会い、その魅力を楽しんでいただけたら嬉しいです。
(参加者80名)

長崎版画展もいよいよ残り5日となりました。
謎の多い長崎版画の多彩な魅力をお伝えします!
この機会をどうぞお見逃しなく!

2017.03.19

長崎版画展スライドトーク2

本日3月19日(日)に現在開催中の長崎版画展のスライドトークを行いました。
担当学芸員が展覧会について解説します。

担当者は10年ほど長崎に住んでいたことがあるので、はじめに町の特徴や景観についてお話しします。
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長崎版画は主にお土産品として販売されていましたが、そのことが記されている引き札(チラシ)や、持ち帰ってから貼り交ぜ屏風に用いられた作品など、長崎版画の活用された例についてもご紹介しました。
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まだまだ実態が謎に包まれている長崎版画。
その版元の特色をご紹介しました。
お気に入りの版元は見つかったでしょうか。
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長崎版画がここまで一堂に集まることは大変珍しいので、この機会に長崎版画の魅力を存分に楽しんでください。
(参加者49名)

長崎版画展のイベントも残り1つとなりました。
3月20日(月・祝)担当学芸員が「長崎版画入門」というテーマで講演会を行います。
ぜひお越し下さい!

2017.03.18

記念講演会「出島の暮らしと描かれたオランダ人」

本日3月18日(土)に現在開催中の長崎版画展の記念講演会を行いました。
講師は東京大学史料編纂所教授の松井洋子氏です。
「出島の暮らしと描かれたオランダ人」というテーマでご講演いただきました。
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近世日本の対外関係や出島築造のことからお話しが始まりました。
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出島に入ることの出来た日本人の役職や仕事内容などを教えていただくと、絵を見ることがよりいっそう楽しくなります。
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また第2展示室に商館長ブロンホフとその家族の絵が多く展示されていますが、彼らの悲劇について詳しくお話しいただきました。
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その一方で、日本の遊女と商館長ブロンホフの恋文も残っているようです。
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江戸時代の日本の社会制度や当時の対外関係について長崎版画と絡めてお話しいただきました。
長崎版画にオランダ人は数多く描かれていたので、講演会の後にもう一度展示をご覧になった方も多いようです。
(参加者92名)

展覧会もいよいよ残り1週間となりました!
残るイベントは
3月19日(日)14:00〜15:00まで、担当学芸員によるスライドトーク
3月20日(月・祝)14:00〜15:30まで、担当学芸員による講演会「長崎版画入門」
の2つです。
いずれも当館1階講義室にて、聴講無料、申込不要、先着100名です。

どうぞお見逃しなく!

2017.03.16

長崎版画展の小学生鑑賞教室その2

本日3月16日(木)に区内の小学校4年生3クラスが長崎版画展を見に来てくれました。

小学校4年生はまだ学校で日本の歴史について習っていないので、江戸時代っていつのことかというお話しからはじめます。
江戸時代って何年前くらいのことだと思う?
400年前や200年前など、みんな鋭いです。
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簡単に江戸時代のことをお話しして何点か一緒に作品を見ました。
描かれているものでも、今みんなが知っているライオンと違ったり、オランダ人の食事の絵ではフォークが熊手みたいに描かれています。
何が描かれているかひとつひとつ考えてもらってから答えを伝えると、みんなとても驚いてくれます。

それから2階の展示室で実際に絵を見て気に入った絵や気になった作品をスケッチしてもらいました。
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みんな真剣です。
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お気に入りの作品は見つかったでしょうか?
またお家の人やお友だちと一緒に来てくださいね。

2017.03.12

長崎版画展スライドトーク

本日3月12日(日)に現在開催中の「長崎版画と異国の面影」展スライドトークを行いました。
担当学芸員が展覧会について解説します。

展示室ではテーマごとに章立てしてありますが、今回はスライドトークのため長崎版画の作り手兼出版主である版元に大きく焦点を当ててお話ししました。
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ほかにも長崎版画をよりよく知るために、技法やコレクターのこと、長崎の歴史などもお話ししました。
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お気に入りの版元は見つかったでしょうか。
長崎版画と言っても、100年以上の歴史があり多様な表現が生まれています。
同じ時代に江戸で作られた北斎や広重とはまた違う、異国情緒あふれる長崎独自の版画の魅力をさらに深めていただけたら嬉しいです。
(参加者47名)

来週の3連休もイベントが盛りだくさんです!
3月18日(土)記念講演会
「出島の暮らしと描かれたオランダ人」
講師:松井洋子氏(東京大学史料編纂所 教授)
3月19日(日)担当学芸員によるスライドトーク
3月20日(月・祝)記念講演会
「長崎版画入門」
講師:植松有希(当館学芸員)

長崎版画がこれほど一堂に集まる機会は大変珍しいです。
実際に作品を見て、さらに講演会などのイベントで長崎版画通になってみるのはいかがですか?
この機会をお見逃し無く!

2017.03.12

記念講演会「長崎版画と異国趣味」

昨日3月11日(土)に現在開催中の「長崎版画と異国の面影」展の記念講演会を開催しました。
講師は早稲田大学文学学術院教授の成澤勝嗣氏です。
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「長崎版画と異国趣味」というテーマでご講演いただきました。

長崎の御用絵師である唐絵目利が描いた肉筆画から、出島や唐人屋敷でのオランダ人や中国人の風俗をみていきます。
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さらに長崎版画と肉筆画を比較したり、長崎版画の使われ方についてもお話しいただきました。
長崎版画だけでなく、その周辺の文化などを知ることができる貴重なご講演でした。
(参加者77名)

展覧会もあと残り2週間となりました。
まだまだイベント目白押しです!詳しくはこちら

2017.03.10

長崎版画展の鑑賞教室

本日3月10日(金)に区内の小学校5,6年生が「長崎版画と異国の面影」展の鑑賞教室に来てくれました。

まずは、長崎版画についてのお話しです。
長崎版画には日本のことはほとんど描かれず、オランダや中国の風俗や船、人の姿を描いたものが多いです。
でも実際に江戸時代に長崎に来たオランダ人や中国人に会える人は限られていたので、長崎版画には想像と現実が入り交じったものもよくみられます。

実物を見る前に何枚か一緒に見て、どんなものが描いてあるのかみんなで考えました。

ワークショップでは、みんなに言葉の情報だけで絵を描いてもらいました。
限られた情報だけで想像して絵を描くのは、けっこう難しいです。

それぞれユニークな絵が出来ました。
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さらに展示室では、気に入った絵をスケッチしてもらいました。
真剣に細かな所までスケッチしてくれた人もいます。
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またお友だちやお家のひとと美術館に来て下さいね。