講演会のお知らせ
現在開催中の「絵画・時代の窓 1920s-1950s」展の会期も残り3週間となりました。
最後の関連イベントとして、三重県立美術館の館長・速水豊氏の講演会を行います。
日 時 2016年6月4日(土)14:00〜15:00(13:30開場予定)
テーマ 「戦前期の絵画と文学」
講 師 速水 豊 氏(三重県立美術館館長)
会 場 板橋区立美術館1階講義室
申込不要、聴講無料、先着100名様です。
当日会場へ直接お集まりください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
【講師情報】
姫路市立美術館、兵庫県立美術館の学芸員を経て、現在、三重県立美術館館長。
専門は20世紀美術史。
主な編著書に『古賀春江・都市モダニズムの幻想(コレクション日本のシュールレアリスム9)』(本の友社)、『シュルレアリスム絵画と日本 イメージの受容と創造』(日本放送出版協会)ほか、訳書にクリストファー・マスターズ『ダリ』(西村書店)など。
館蔵品展 絵画・時代の窓 1920s-1950s ギャラリートーク
昨日は「館蔵品展 絵画・時代の窓 1920s-1950s」のギャラリートークを行いました。
16人の方が参加されました。
第1展示室、1920年代の作品のコーナーです。
1920年代の日本の前衛美術の動きの1つとして、ヨーロッパより持ち込まれ、
1910年代より日本に広まり始めたフォービズム絵画がありました。
ここでは峰村リツ子《本棚》(1929年)を紹介しています。
本棚が描かれていますが、よく見ると中段の本の背には「マチス」「ピカソ」「ルウソオ」の文字や、
上段には張り子の虎の人形など、色々な物が描かれているのが分かります。
ぜひ会場で実際にご覧ください!
本展のギャラリートークは昨日が最後でしたが、
6月4日(土)は速水豊氏(三重県立美術館館長)による記念講演会「戦前期の絵画と文学」があります。
14:00〜15:30、当館1階講義室にて。
申し込み不要、先着100名です。ぜひお越しください!
クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!第3回
今日は技法入門シリーズ、「クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!」の第3回が開催されました。
講師はイラストレーターの石川えりこさんです。
今日からはいよいよ大きなパネルに取りかかります。
これまでの2回の講座でしたことを参考に、失敗を恐れず描いていきます。
紙に塗りこめたクレヨンをペインティングナイフで削ったり、布にオイルを含ませて伸ばしたり、
「引き算」の技法のお話が先生からありました。
実際に先生の絵を使い、これらの技法を皆さんで試してみました。
それから一人ずつ、何をどんな風に描くか発表し、計画を練りました。
ご自宅にあるのれんの柄、持参されたワインボトルや石けんの瓶、
ケニア旅行で見た動物、鍵、美術館の建物など、皆さんが選ばれた題材は多様でした。
第19回 夏のアトリエ予告
夏のアトリエでは、イラストレーターを対象に絵本制作に関して総合的・専門的な指導を行います。
19回目の今年はボローニャ展の審査員も努めた三浦太郎さんを講師に迎えます。
テーマは「発想力」。発想力によって生み出される絵本のアイディアに、実体験に基づいた意味づけをしてゆくことによって、絵本にリアリティーを与えてゆきましょう。
日 程 7月5日(火)~9日(土)の5日間 10:00〜16:00
講 師 三浦太郎(絵本作家)
対 象 イラストレーター、又はイラストレーターを目指す方で、イラスト・絵本の制作経験があり、全日程参加できる18歳以上の方
申込み方法の詳細は、後日お知らせいたします。
みなさまのご参加をお待ちしております!
ひよこたぬきアトリエ おはなし ぼうしをつくろう!
今日はひよこ・たぬきアトリエを開催しました。
講師は絵本作家の吉田稔美さんです。
例えば、先生が被っている王冠とカエルの帽子でどのような物語が想像できるでしょうか?
今回は親子で帽子を作って、おはなしも考えていただきました。
梱包に使う巻きダンボールを使って、ぼうしのかたちをつくってもらいます。
それぞれの世界に浸れる帽子が完成しました!
保護者の方も熱中されていました。力作です!
ひとえに帽子といっても、みなさんさまざまなアイディアのもと制作されていました。
親子で一緒に頑張ることができて良かったというお声もいただきました。
身近にあるものを使って、お子さんと一緒に制作することができるので、お家でもまた楽しんでください。
今年度は、あと6回ひよこ・たぬきアトリエを開催する予定です。
親子で一緒に制作することで、お子さんと楽しい時間を過ごしてみませんか?
次回のワークショップでも、みなさまのご参加をお待ちしています。
クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!第2回
今日は技法入門シリーズ、「クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!」の第2回が開催されました。
講師はイラストレーターの石川えりこさんです。
今日のテーマは「すきな部分をよく見て大きく描こう」。
みなさんご自宅からお気に入りの小さなものをお持ちになりました。
小さなグラスやブローチ、ビー玉、木の葉など、好きなものを八つ切りサイズの画用紙に大きく描いていきます。
先生より、紙からはみ出すことを気にせず大きく描くことで、モチーフをよく見ることになり、色々な色を発見したり、力を抜いて描くことができるようになる、というお話がありました。
先週全員で大きな絵を描いたことを思い出して、みなさん色々な技法で描いていました。
来週から大きな絵を描くので、今日も失敗を恐れず様々な実験をします。
最後に先生から水張りの仕方を教わり、B2サイズの木製パネルに画用紙を張りました。
来週からはいよいよ大きなパネルに絵を描いていきます。
板橋区立美術館は37歳になりました!
本日、5月20日は板橋区立美術館のお誕生日(開館した日)です。
「美術館開館式典等」というアルバムを開いてみますと・・・
今から37年前、美術館では盛大な開会式が行われたようです。
寺田政明さんをはじめとする作家のみなさんのお顔も写真にありました。
そして今日の板橋区立美術館
薄曇りのお誕生日。
「絵画・時代の窓」展を開催中です。
37年前のちょっとレトロな建物も一緒にお楽しみください!
館蔵品展 絵画・時代の窓 1920s-1950s ギャラリートーク
昨日は「館蔵品展 絵画・時代の窓 1920s-1950s」のギャラリートークを行いました
(参加者約31人)。
第1展示室、1930年代の作品のコーナーです。
当館では、1930年代の日本におけるシュルレアリスム絵画を多く所蔵しています。
シュルレアリスムは1924年、フランスの詩人であるアンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言により、芸術運動として世界的に広まりました。
日本でも、画家のマックス・エルンスト(1891〜1976)やサルバドール・ダリ(1904〜1989)などが美術雑誌で特集され、当時の画家たちは雑誌や洋書から多く学びました。
このコーナーでは多様なシュルレアリスム絵画をご紹介しています。
例えば、難波架空像(香久三)《地方行政官A氏の像》では、
太鼓、太鼓をたたく手、冠、湯たんぽなどさまざまなモチーフが描かれています。
難波は公務員として働きながら絵を制作していました。
彼自身の言葉によると、この作品はそのときの上司をモデルとし、当時の神がかり内閣を揶揄したそうです。
太鼓は太鼓持ち(人にへつらって機嫌をとる)を表し、神職が神事のときに被る冠、御神木にかかる紙垂も描かれています。
このほかにも、古代ギリシャ風の作品や、社会をうつしたものなどから、
画家たちが試行錯誤しながら自由にシュルレアリスム絵画を制作していたことがわかります。
ギャラリートークは残すところ5月28日(土)のみとなりました。
担当学芸員の解説とともに作品への理解を深めてみてはいかがでしょうか?
また、6月4日(土)14時からは、三重県立美術館館長の速水豊氏による記念講演会
「戦前期の絵画と文学」を行います。
当館1階講義室にて、申込不要、聴講無料、先着100名です。当日会場へ直接お集まりください。
クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!第1回
本日は技法入門シリーズ、「クレヨンでおもいきり描いて楽しもう!」が開催されました。
講師はイラストレーターの石川えりこさんです。
16人の方が参加されました。
今日のテーマはクレヨンを知ること。
塗りつぶす、とがったもので削る、クレヨンの細かいかすをオイルでのばして色に深みを出す。
布を使って色をのばす。
クレヨンで色々な工夫ができるというお話が先生からありました。
まずは各々名札を描くことからスタート。
自己紹介の時間を経て、和気あいあいとした雰囲気に。
これは先生の名札です。
描いたものを切ってチップを作り、1つの紙に貼っていきます。
紙質の違いでいろいろな表情が出るので、皆さんいろんな紙で試されていました。
駒形克己さんによるワークショップ情報
当館のロゴマークをデザインしてくださった駒形克己さんによる親子向けワークショップが
2016年5月29日(日)に板橋区役所2階人材育成センターにて行われます。
10年後の姿を想像しながらオリジナル「家族カード」を作りませんか?
詳しくはこちら↓
【親子で募集!】えほん作家:駒形克己によるワークショップ
参加をご希望の方は
板橋区役所広聴広報課
プロモーション支援グループ
電話:03—3579—2515
までご連絡ください。