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2015.08.22

2016ボローニャ展の応募

2016年度のイラストレータ展(ボローニャ国際絵本原画展)の応募について、応募規定などの詳細がボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアのホームページに掲載されています。(伊語・英語)

 

当館ホームページでも応募に関するページをアップしましたので、よろしければこちらも参考にしてください。

なお上記の「2016年度ボローニャ展に応募する方へ」のページや、2016年版の出品規定の抄訳のページが、2015年版になってしまう場合は、ブラウザの更新ボタンを押してください。

2015.08.17

2015ボローニャ展 終了しました

7月4日に始まったボローニャ国際絵本原画展、8月16日をもって無事に終了しました。
今年はお天気に恵まれず、雨や猛暑にたたられましたが、少し暑さが和らいだ最後の10日間には、とくに多くのお客さまでにぎわいました。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました。
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最終日も、ゆっくり作品を楽しんでいる方がたくさんいました。こちらの写真のみなさんがご覧になっているのは、先日講演会をしてくださった北見葉胡さんの『マッチ箱のカーニャ』の原画。作品の隅々にまで細かな物語が息づいている作品です。
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次の巡回先は西宮市大谷記念美術館です。お近くの方はぜひ足をお運びください
2015年版の巡回情報はこちら

 

板橋区立美術館のボローニャ展は今年で35回目でした。ボローニャ展は、毎年楽しみに来てくださるリピーターが多いのも特徴ですが、今年の会期だけで3回も4回も(あるいはもっと)来てくださった方もいました。そして、イラストレーター仲間でボローニャ展の機会に集まって見に来てくれたり、会場で絵本好きの友人に偶然出会ったり、いつも和気あいあいとした雰囲気につつまれていました。
そして、2016年はボローニャでの開催が50回目を迎えます。
まさにボローニャでも板橋でも、イラストレーターや出版社や読み手のみなさんに育てられてきた展覧会なのですね。

2015.08.15

ボローニャ展、ここも必見

終了間際ですが、ボローニャ展の必見ポイントをいくつか。
審査やブックフェアでの様子を撮影したドキュメンタリー映像は、展覧会場以外では見られません。ボローニャのブックフェアに参加した入選作家のコメントを聞くと、作品の楽しみ方も広がります。審査員の1人ズヴェトラン・ルナコビッチさんの若い作家たちへのメッセージもぜひご覧ください。
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特別展示のカタリーナ・ソブラルのコーナーにも、短い映像があります。絵本作りのプロセスも紹介されています。本人がポルトガル語で語っていますが、日本語の要約をご用意しています。
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そのすぐ近くには、本展図録の表紙原画も展示しています。昨年、国際アンデルセン賞を受賞したブラジルのイラストレーター、ホジェル・メロさんの描き下ろしです。日本語版の絵本はまだ出ていませんが、現在ちひろ美術館・東京でメロさんの個展を開催中、こちらも必見です。(ボローニャ展のチケット半券をお持ちいただくと割引料金でご覧頂けます。詳しくはこちらをご覧ください。)
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美術館1Fの会期限定のカフェ・ボローニャにもぜひお立ち寄りください。パンやお菓子を毎年楽しみにしている方もたくさんいらっしゃいます。併設のブックショップでは、和書も洋書も、通常の書店とはまったく違う、ボローニャ展ならではの品揃えです。
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2015.08.15

北見葉胡さん講演会

本日は、絵本作家で画家の北見葉胡さんにお越し頂き、講演会を開催しました。北見さんは2005年に『タマリンとポチロー』で初めてボローニャ展に入選され、2009年『ルウとリンデンたびとおるすばん』でラガッツィ賞のフィクション部門に選ばれました。そして今年、10年ぶりに『マッチ箱のカーニャ』でボローニャ展に入選しています。
今日の講演では、幼少期のエピソード、絵本と出会った美大生時代、子育てを経て絵を再び描き出したときのことから始まり、1990年代のタブロー作品や初期の絵本、今回の入選作品のことなど、詳しくお話をいただきました。
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北見さんは、友人に応募してもらって初めて入選して以来、ボローニャに憧れながら制作を続け、2009年のラガッツィ賞受賞の機会に初めてボローニャを訪れたそうで、途中から当館の松岡も入ってボローニャ旅行の思い出話も披露しました。人前で話すのは苦手とおっしゃっていましたが、絵本デビュー作『さぼてん』を出版するきっかけとなった作品も画像で紹介してくださり、貴重な講演会となりました
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幼い頃からいろいろなことを空想するのが大好きだったという北見さん、そうした子ども時代が絵本作家としての活動の土壌となっているそうです。子どもたちが幸せに暮らしていける世の中であってほしいという願いを込めて絵本を作られているともおっしゃっていました。
今年のボローニャ展最後のイベント、たくさんのご参加ありがとうございました。(聴講約70名)

2015.08.15

ボローニャ展、8月16日が最終日です

7月4日から始まったボローニャ展、いよいよ8月16日が最終日です。

今年も24ヵ国76人(組)の、本当にさまざまな作品が入選しています。原画ならではの魅力はもちろん、絵本としての新しい可能性を見つけたり、多様な表現を感じることのできる機会です。
関連する絵本もたくさん紹介していますので、ぜひ手に取ってご覧ください。
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ショップやカフェにも他ではなかなか手に入らないものを取り揃えております。
どうぞ、どっぷりと絵本の世界を楽しんでください。

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2015.08.15

ぐるーっと絵本展めぐり

板橋区立美術館のボローニャ展は16日(日)までですが、
「夏はぐるーっと絵本展めぐり」で入館料の相互割引を実施している展覧会は引き続き開催中です。
ぜひ合わせてお楽しみください!相互割引の詳細はこちらをご覧ください。

 

世田谷文学館
7月25日~9月23日「宮西達也ワンダーランド展」
www.setabun.or.jp 電話 03-5374-9111

 

安曇野ちひろ美術館
7月17日~9月23日「いわさきちひろ×佐藤卓=展」ほか
http://www.chihiro.jp/azumino/ 電話 0261-62-0772

 

ちひろ美術館・東京
8月5日~10月25日 日ブラジル外交関係樹立120周年「旅する芸術家 ホジェル・メロ展」ほか
http://www.chihiro.jp/tokyo/ 電話 03-3995-0612
ホジェル・メロは、昨年国際アンデルセン賞画家賞を受賞し、今年のボローニャ展の図録表紙を描きおろしています。

 

2015.08.14

ボローニャ展、あと二日で閉幕

今日もたくさんのお客さまにお越しいただきました。
お盆休みの方も多いのかもしれません。ありがとうございます。

ボローニャ展の会期も残すところ、あと二日となりました。
皆さん、どうぞお見逃しなく・・・!

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2015.08.13

夏の教室 2日目

夏の教室2日目。前日の濃いお話を消化するのにも時間がかかりそうですが、今日も3人の講師にお話頂きます。
本日1コマ目は、福音館書店第2童話編集部編集長の唐亜明さんです。唐さんは同社で30年以上にわたり児童書出版に携わっていますが、まずは自身が国境を越えて日本に来られたお話から。激動の時代の中国で育った唐さんは、さまざまな経験を経て日本語を勉強し、たまたま引き受けた通訳の仕事をきっかけに、日本でそれまで縁のなかった児童書出版の世界に入りました。そして近年ご自身が担当された絵本を例に、編集者としてどのように作家とともに絵本を作り上げていったのかお話くださいました。それぞれの絵本には、作家の故郷の記憶や文化的な背景が意識せずとも必ず反映されるものであると言います。異なる文化に出会ったときの「火花」が散るような経験や、生まれ育つ中で培われたものが後の仕事や人生の栄養源となるというお話など、唐さんから若い人たちへのメッセージがたくさん詰まった講演でした。
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午後の最初はブロンズ新社代表の若月眞知子さんです。出版社を設立した経緯から、初めて手がけた児童書『らくがき絵本』(五味太郎)を海外で翻訳出版したときのこと、そして世界約70社と取引をしている現在の活動をお話いただきました。海外の出版社でブロンズ新社の絵本を出す際には、デザインや印刷などを自分たちでコントロールする「Co-pro」という形態を取っているそうですが、海外とのやりとりなどで苦労が絶えないとのこと。国境は変わるものであり、絵本が海外に渡る際には言語がポイントになるのではないかというお話には、Co-proにこだわって海外版を出してきた若月さんならではの実感がこもっているようです。若月さんは20年以上にわたりボローニャ・ブックフェアに通い続けていますが、初めて訪れたときの刺激や出会いが現在につながっているそうです。いつもとってもおしゃれな若月さん、ブックフェアでのブース作りにも細かな配慮をされ、世界を見据えた出版を続けていらっしゃいます。
唐さんと若月さん、絵本の編集を長く手掛けているお二人ですが、異なる観点からのお話でした。
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今年の夏の教室最後のコマは絵本作家の米津佑介さん。2005年にボローニャ展に入選し、2007年から海外で絵本を出版し、2011年に初めて日本版が出版されました。今回は、学生時代にイラストレーションを描き始め、友人に誘われてボローニャ展に初めて来たこと、そして初入選、ブックフェアでの売り込み、海外の出版社との出会いなど、自身の絵本が国を超えて出版されるまでの道のりをお話くださいました。海外での出版についてまったく気負いを感じさせずにお話くださいましたが、出版社との打ち合わせの際に周到な準備をしたり、自分らしいスタイルや技法を見つけるなど、人との出会いを大切にしながら努力を続けてきた様子が垣間見れます。現在の関心にも言及され、これからの活躍がますます楽しみです。人前で話すのは苦手と言っていた米津さんですが、自然体のお話で和やかに最後のコマを終えることができました。
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暑い夏に2日間にわたり朝から夕方までみっちりの講義、いかがでしたか。絵本は「国境」を越えるか?という大きなテーマでしたが、とても広い視野で広松さんと5人のみなさんにお話いただきました。みなさんの考えるきっかけとなれば幸いです。ご参加ありがとうございました。

2015.08.12

夏の教室「絵本は『国境』を超えるか?」1日目

8月11日から2日間、夏の教室を開催します。絵本研究者の広松由希子さんとボローニャ展担当の松岡希代子が一緒に企画して今年でもう12年。その時その時に合った関心や問題の中から毎年テーマを設定し、多彩な講師とともに絵本を多面的に考えていきます。今年は、「絵本は『国境』を超えるか?」をテーマに、広松さんと5人の講師の方々お話をいただきます。

本日1コマ目は広松さんと参加者で絵本世界地図を作るという試み。各自が持参した好きな絵本や広松さんが用意した絵本をあわせると100冊以上。それぞれについて、出版国、イラストレーターや作家の国、舞台となる国などを書き出してみます。さらにイラストレーターの国で分けながら、部屋全体を使って世界地図のように広げみると・・・。自分の持ってきた絵本の位置やその周囲の絵本を確認したり、一冊の絵本にさまざまな国が関わっていることに驚いたり、みなさん興味深そうに眺めていました。日本と世界の絵本を幅広い視点で捉える広松さんらしいこの作業は、夏の教室のウォーミングアップとなったのではないでしょうか。日本ではなかなか見られない絵本もあり、お昼休みも皆さん熱心に絵本をめくったりメモしたりしてました。

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午後、2コマ目は梅花女子大学名誉教授の三宅興子先生です。イギリスに紹介された日本の絵本に見られる翻訳や理解の問題について、70-80年代の絵本を事例に具体的にお話くださいました。翻訳する際にイギリスの習慣に合わせて変更を加えることもありますし、日本ではあえて説明しない場面も英訳版では論理的に説明を加えてしまうこともあり、絵本の翻訳の奥深さ、難しさがよく分かります。一方で、違いを乗り越えながら素晴らしい英訳がなされた絵本も紹介いただきました。そして最後に、絵本が翻訳出版されたとしても、その国に根付くかどうかは別の話であり、絵本はそこに描かれる全体を知らなければ翻訳はできないと強調されていました。大阪からお越しくださった三宅先生は、朝から講座に参加してくださり、みなさんと一緒にお昼休みも過ごしていらっしゃいました。

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今日の3コマ目は、著述家でミンダナオ子ども図書館館長の松居友さんです。松居さんは、戦争や森林伐採による洪水などにより困難な状況にある子どもたちのために図書館をつくり、活動しています。最初に松居さんは、「国境」とは人間が作り出しもので、本当にそんなものがあるのだろうか問いかけました。現地には絵本を一度も見たことのない子たちもたくさんいるそうですが、目に見えないものと共に生きる社会で、幼い頃からストーリーテリングを聞いて育った彼らは、絵から物語を紡ぎ出し、自ら物語る力があると言います。松居さんは、医療、奨学金、保育所、学校といった側面でも支援をし続けていますが、根幹にあるのは読み聞かせだとおっしゃっていました。ミンダナオを舞台にした絵本や映像とともに、子どもたちの置かれた状況と彼らの物語る力についてお話くださいました。

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1日目から大変幅広い視点からお話をいただきました。広松さんが最初におっしゃたように、夏の教室は、ひとつの答えを出すのが目的ではなく、考えるきっかけを見つける講座です。 約40名の参加者のみなさんも、それぞれの視点や問題意識で2日間を過ごしてみてください。

 

2015.08.08

ひよこ・たぬきアトリエ「3つの顔」

本日、ひよこ・たぬきアトリエ「3つの顔」が開催されました。
講師は、デザイナー・造本作家の駒形克己さんです。

親子でお互いの似顔絵を描き、最後は顔のカードをつくるという内容です。

まず最初に、エクササイズ。小さな点がふたつ(目)と線(口)が描かれた紙が配られ、そこに似顔絵を描きました。

次に、A4判の紙が配られ、再び、お互いの絵を描きます。

おとなは鉛筆でデッサン風に丁寧に描く方が多い印象ですが、子どもたちは色ペンで大胆に描いていました。

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最後に、駒形さんオリジナルの白い紙が配られ、顔のカードをつくります。ジャバラ状に折れ目がついていて、目と口の部分がくりぬいてある紙で、3つの顔を作ることができます。

「今度はなるべく描かないで、色紙を切ったり貼ったりして作ってみてくださいね」と、駒形さん。色画用紙も駒形さんがセレクトしたもので、これを使うと色合いなども何となくお洒落な雰囲気になってしまいます。

そして、家族のお顔が集まった素敵なカードがたくさんできあがりました。

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完成後、発表会をして終了となりました。

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昨日に引き続き、板橋のケーブルテレビJ:COM(ジェイコム)の撮影がありました。8月11日(火)17:30より放送されますので、区内の方はぜひご覧くださいね。

以下、参加されたみなさんの作品です。力作揃いです!

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