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2014.12.28

年始は1月4日から開館します

板橋区立美術館は、12月29日~1月3日まで休館いたします。

年明けは、1月4日(日)から開館します。

イエラ・マリ展の会期は1月12日まで。なお1月5日(月)は休館です。

2015年も、みなさまのご来館を心よりお待ち申し上げております。

 

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2014.12.27

イエラ・マリ展 年内は12月28日まで

年も押し迫ってきました。
今日(27日)から年末年始の連休、という方も多いのではないでしょうか。
板橋区立美術館は年内は12月28日まで開館しています。
イエラ・マリ展を開催中ですので、ぜひご来館ください。
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2014.12.21

特別ギャラリートーク 駒形克己さん

本日は、デザイナーで造本作家の駒形克己さんにお越し頂き、特別ギャラリートーク「駒形克己と見るイエラ・マリ展」を開催しました。本展のディスプレイの一部や図録のデザインをご担当くださった駒形さんは、アメリカで活動していた頃にイエラ・マリの絵本に出会い、グラフィックや本を手がける同じデザイナーとして、その作品を深く理解されています。また、おもにヨーロッパでは、イエラ・マリやブルーノ・ムナーリらとともにお名前を挙げられることもしばしばで、デザイナーの作る絵本としてその作品はよく知られています。
今日は、駒形さんがアメリカで入手したイエラ・マリ絵本を手に、イエラの構図やトリミング、余白を多くとった画面構成、色指定での印刷など、駒形さんならではの見方を、展覧会場で存分にお話いただきました。絵本の作り手としての駒形さんのお話、みなさん興味深く聞いていらっしゃいました。
最後には、ご自身がかかわっているプロジェクトに触れ、デザイナーとしてどのような仕事を残していくべきかといった、デザインの本質にかかわるお話で締めくくりました。
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数週間前に開催が決まった特別ギャラリートークでしたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。(参加約70名)

2014.12.20

ブックトーク 岡村志満子さん

本日は、デザイナーで絵本作家の岡村志満子さんのブックトークを開催しました。
このほど岡村さんが出版した『サンドイッチいただきます』と『フルーツケーキいただきます』は、ページを重ねることで楽しむ絵本。ページの幅をだんだん狭くすることで、めくるごとにサンドイッチやケーキの具が増えていきます。ページをめくるという動作や本の形態そのものが、絵本の内容や展開とぴったり結びついています。

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岡村さんは、ダミー本なども見せながら、出版社との出会いや、絵本の仕掛けについてお話くださいました。さらに、会場に駆けつけてくれた担当編集者さんも、出版に至るまでの秘話を披露してくださいました。本は、出版社と作家が一緒に生み出すものですが、岡村さんもやはりこれらの絵本を編集者さんと一緒に仕上げていったと語っていました。岡村さんは、デザインの仕事の一方で、絵本作りを続けています。最初のアイディアをどのように形にしていくのか、デザイナーとしての考え方が絵本作りにも生かされているようです。寒い雨の一日でしたが、ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。(参加約15名)

これで3回のブックトークが終了しました。1冊の絵本が生まれるまでのさまざまな物語、楽しんでいただけましたか?たまたまイエラ・マリ展のために来館して参加してくださった方もいました。30分という気軽さもよかったかもしれませんね。

2014.12.19

「職員時計」撮影

美術館の入口や展示室などで、板橋区の「職員時計」の撮影が行われました。
ご来館いただいたお客さま、お騒がせしてごめんなさい。

「職員時計」は、時報を兼ねた映像で、板橋区役所の本庁舎グランドオープン(平成27年3月30日予定)にあわせて、庁舎内のモニターにて放映されます。

時間を表示するボードと共に、美術館のキャラクターたちも大活躍でした!

 

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2014.12.14

ブックトーク 宇野和美さん

本日は2回目のブックトークを開催しました。講師はスペイン語翻訳者の宇野和美さんです。宇野さんはスペインの絵本のみならず、近年注目されている南米の絵本もよくご存知です。
今日はアルゼンチンの作家イソールによる絵本についてお話いただきました。宇野さんはイソールの絵本の日本語訳を手がけています。そして最近出版されたのが『うるわしのグリセルダひめ』。美しいおひめさまに夢中になった男の人たちがみんな首を落っことしてしまうというお話には、イソール独特のユーモアや温かみが感じられ、日本の絵本とは違った味わいがあります。軽やかな線で描かれるさまざまな登場人物や、センスのいい色使いも見どころです。
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イソールの未邦訳の絵本も紹介して、最後に、もう一冊の訳書『かぞくのヒミツ』を読んでくれました。子どもの気持ちをうまく表現しながらも、女の子らしいちょっとすました感じが、宇野さんの翻訳によって立ちあらわれるようです。
短い時間でしたがイソールの魅力をたっぷりとお話いただきました。トーク終了後もみなさん絵本を熱心に見ていました。(約15人参加)

ブックトークは12月20日(15:30〜)にも開催します。ページを重ねて楽しむ絵本を出版した岡村志満子さんがお話します。30分程度ですので、展覧会鑑賞の前後にどうぞお気軽にご参加ください。終了後にはサイン会も予定しています。

2014.12.14

ブックトーク 渡邊千夏さん

イエラ・マリ展期間中には特別イベントとして、話題の絵本の作家や翻訳者が語るブックトークを3回行います。

12月13日には第1回目としてグラフィックデザイナーで絵本作家の渡邊千夏さんにお越し頂きました。渡邊さんはこの秋に絵本『ふしぎなにじ』『きょうのおやつは』を同時に出版されました。反射する紙に印刷された絵本で、鏡の効果で立体的に見えてくるという仕掛けです。

実は渡邊さんは、以前、板橋区立美術館のワークショップに参加したことがあります。アーティストのポール・コックスさんが講師を務め、参加者みんなでいくつかの課題に挑みました。渡邊さんはこのワークショップに大きな影響を受けたそうで、その時に作った作品も見せてくださいました。また、出版した2冊の絵本の原型となった、学生時代に制作した絵本や、出版にむけて色々と試した絵もお持ちくださいました。そして、絵本出版にあたっては、鏡の効果を得るために色々と苦労があったそうです。出版社、印刷所、製本所など本づくりのプロたちとともに問題をクリアしながらようやく絵本が出来上がったそうです。

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渡邊さんのこの2冊の絵本は、出版されてすぐに反響があり、現在は品薄になるほどの人気とのこと。ページを開くと鏡の効果にびっくりしますよ!(約20名参加)

2014.12.09

イエラ・マリ展 作品紹介6

イエラ・マリの絵本の中で、『あかいふうせん』とともにもっともよく知られているのが『木のうた』ではないでしょうか。1973年にエンメ出版から出されたもので、季節の移り変わりを描いた字のない絵本です。日本版も、『あかいふうせん』『りんごとちょう』に続いて1970年代に刊行されました。
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イエラ・マリ『木のうた』 Emme edizioni
L’albero ©1973, Iela Mari ©2004, l’école des loisirs for the World Rights

イタリア語のタイトルは、いたってシンプルに「L’ALBERO(木)」。しかし、そこに描かれる木や草花、生き物たちの姿はじつに多様です。展覧会では、『木のうた』の細かく描かれた木の葉や枝の描写も、原画でご覧いただくことができます。ielamari_albero2

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なお、この絵本の絵柄は、1980年代にソニー製テレビのCMに採用されたこともあるので、見覚えのある方もいるかもしれませんね。

 

2014.12.07

イエラ・マリ展 作品紹介5

 

イエラ・マリ展では、絵本原画の他に試作も展示しており、これらはイエラの制作の過程を垣間見ることができる貴重な資料です。
『りんごとちょう』『たべちゃうぞ』『あかいふうせん』『木のうた』の4作品については、しっかりとしたダミー本(試作本)が残されています。
写真は『たべちゃうぞ』のダミー本。マーカーで丁寧に色を塗った完成度の高い試作です。出版された絵本と同じようにページをめくるごとに動物たちが連続しています。しかし出版された絵本はハードカバーなのに対して、ダミー本はリング綴じで表紙もありません。絵本のフォーマット自体が、終わりのない循環をよく表しています。

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『たべちゃうぞ』のコンセプトをもとに、デザイナーの駒形克己さんが考えてくれたのが、展示室ロビーのこの大きなディスプレイです。
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2014.12.07

ひよこ・たぬきアトリエ「かおのカード」

本日、ひよこ・たぬきアトリエ「かおのカード」が開催されました。
講師は、デザイナーの駒形克己さんです。

目と口にあたる部分に穴のあいた白いカードが配られ、そこに色紙を貼ったり絵を描いたりしながらカードを作ります。

参加された皆さんは、顔にこだわらず、動物や乗り物などいろいろなものに見立てていました。
クリスマス前ということもあり、サンタクロースやトナカイ、もみの木などを入れている方も多かったです。

また今回も、お子さんだけでなく、お父さんやお母さんも制作され、楽しいカードがたくさん完成しました。

最後に、一人一人作品を発表しましたが、色や形もユニークで楽しい発想のものが多くて感心してしまいました。

お風邪気味で少々元気のない駒形さんでしたが、作品発表の際は、ひとりひとりの作品を
とても楽しそうに見せていました。

「紙」は、脆く弱い素材でもあり、またそれを切ったり貼ったりするのは手間のかかる作業ではありますが、敢えてそういうものと向き合いながら、ものを大切にする気持ちを養ってほしいと、駒形さんは最後に仰っていました。

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